ヘイポーな嫁 ---2013/5/22の日記--- |
ウチの嫁、かなりのヘイポーなんですよ。
ヘイポーとは、ダウンタウンの「ガキの使い」という番組の名物スタッフ。
ちょっと物音がするだけでも「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!」と大声出して驚く。
「面白い本がある」と言われても、「でもそれ、怖くないですかねぇ?」と心配する。
面白いって言われてんのに、なぜ怖さを先に心配するのか甚だ疑問なのですが、その謎の怖がりがヘイポークオリティ。
そんな極端なまでのビビリであるヘイポー。
ウチの嫁も、まさにそんな感じなんです。
まず、夜一人で起きている時は、普通に放送されているテレビは絶対に観ません。
なぜなら、「油断してると、怖いCMとか流れるかもしれないから」だそうです。
なので、既に何回か観て怖いCMが流れないとわかっている録画のアメトーークとかを何度も観ています。
映画も、ちょっとでも怖いシーンが含まれている映画は一切観れません。
ホラー映画「リング」に至っては、観るのが不可能なのは当然で、それどころか「リング」って言葉だけでもビクーンっとなります。
日常会話で迂闊にリングというワードが出た日には、「ちょっと! 不意にリングとか言わないでよ!」と不思議な怒られ方をすることもしばしば。
推理小説も、最後から読むんです。
「最後がわかってないと怖くて読めない」とか意味不明なことを言いながら、買ってきた推理小説を真っ先に最後から見るんです。
で、「犯人は●●ね、よし覚えた! さぁて、読むぞ〜!」と読み始めるわけで。
その小説の作家さんにはとても見せられない光景です。。
チャゲアスの「僕はこの瞳で嘘をつく」という歌の歌詞に、こんな一節がありました。
「推理小説を最後から めくれるようなはずはない」
ごめんなさい、めくってるんですよウチの嫁は。
チャゲアス並びに推理小説の作家さん、本当にごめんなさい。
とにかくウチの嫁の怖がりは筋金入りで、中学生の頃若干グレていたにも関わらず、夜一人でいるのが怖いから極力家族がいるリビングに滞在し、夜寝る時も寝室のドアを全開にしてたそうです。
「年頃の娘の部屋だし、閉めておいた方がいいんじゃないか?」という思いやりから、ドアを閉めようとしてくれた父親に対して、「ドア閉めんなよっ! 怖いんだから!」とキレていたそうです。
グレてる中高生が「ドア開けんなよっ!」とキレているのはよく見聞きしますが、「ドア閉めんなよっ!」はお初です。
ちなみに、ここ最近の嫁の迷言。
「トトロはやっと克服したんだよね。」
ジブリの皆さん、本当にごめんなさい。
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