デザート感覚での北斗は厳禁 ---2012/2/17の日記--- |
いやぁ、今作の北斗の拳はやっぱり最高ですよね!
初代をうまいこと再現したゲーム性、充分な爆発力、新たに加わったART中のバトルなどなど、秀逸な点がてんこ盛り。
素晴らしすぎます。
ってことで、最近は「食後の北斗」がマイブームなんですよ。
昼飯後に食休みがてら軽く北斗を打って、「うーん、シルブプレ♪」みたいな気分になっていきがってるんですよ。
もちろんシルブプレの意味は知りません。 響きオンリーで使ってみただけです。
そんな感じで、設定無視のなんちゃってな優雅さを味わおうとしている以上、財政事情たるや火の車だと推測されるでしょうが、意外や意外そんなこともなく、幸い今回の北斗は相性が良いみたいでちょい勝ちで終わることが多いです。
ちょこちょこ打つんですが、大けがしたことはまだ一度もありません。
そんな中迎えたある日。
ヒーヒー言いながら仕事をこなし、やっと待ちに待った昼飯時。
いつものごとく松屋にて牛丼並盛を食します。
そして、食後のデザート感覚で北斗を味わおうとホールへ入り、フィーリングで着席。
「今日こそ拳王を乱舞させるべしっ!」という幻想を抱きつつ回しはじめます。
すると、、、
気付けば、何も当たることなく財布から3万円が消えてしまうという怪事件が発生。
謎が謎を呼ぶ真冬のミステリー勃発。
ミステリーすぎて、さっきの牛丼リバースするかと思いました。
そんなわけで、ついに大事故に遭遇してしまった僕。
わかってたんです・・・・・・ 適当に打ってるだけなんだから、いつかはこんな日がくることは・・・・・・
しかもさらにキツいのが、この時隣りに座っていた客が、いわゆる「心の声をしまっておけないタイプ」のウザだったこと。
何かあるたびに独り言が炸裂するんです。 しかも関西弁で。
ARTに入っても、中段チェリーでの直撃上乗せが10Gだと「なんでやねんっ!」。
ART中のアツめのバトルであるジャギバトルをハズすと「そうやと思ってたわっ!」。
継続をかけてのラオウとのバトルに負けると「うわ〜、ひくわ〜」。
・・・と、そこそこの声量で毎度毎度感想を述べるわけです。
幸いにも、僕が3万使って真っ青になってる頃にはこのお隣さんはいなくなりました。
これは不幸中の幸い。
だって、ここから天井目指しての孤独なレースが始まるわけじゃないですか?
まず僕が打っていたのは、200Gほど回っていた台。
この台に3万突っ込み、現在1250G。
中段チェリーを一度も拝見することなく、見事にキツめのハマリを頂戴してしまいました。
・・・まあそれはいいとして、1250Gもハマってしまえば、これはもう、何が何でも天井狙いにいかないといけないゲーム数。
ってか、1000Gくらいからもちろん天井は意識してたわけですが。。
こうして火ぶたが切られた、北斗での天井狙いの孤独なレース。
勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてくわけじゃなく、しっかりと勝利か敗北かが決まってしまうレースの開催です。
天井目掛けての投資行為は、メンタルが非常に重要になってくる競技。
特に、残り100Gからは一切気が抜けません。
「中チェくるなとか考えるなっ・・・ 普段は空気の弱スイカにも油断するなっ・・・ 無になれっ・・・ 無になるんだっ・・・」という、高度な集中力と思考のコントロールが必要になってきます。
ここで迂闊に天井到達後の連チャンの心配とか驕ったことを考えてしまうと、途端に中段チェリーやら強ベルやら強スイカやらに襲われてしまい、リンに第三停止でコケられたりしてしまいます。
それだけは避けねばなりません。
何も難しいことは求めていない・・・
今まで通りハマってくれるだけでいいんだ・・・
できるよな・・・? 北斗・・・?
・・・と、シリアスに語りかけながら投資すること追加4k、悪夢の中段チェリー降臨。
「やっぱりな・・・」という負け犬な気持ちと、「いや、俺は試されているんだっ! ここを凌げばっ・・・」という勇者な気持ちがぶつかり合います。
大丈夫だよな北斗・・・?
こんなド低確で引いた、本日一発目の中段チェリーでツモなんていう無慈悲なことはしないよな・・・?
俺はお前を信じてるぞっ・・・・・・
・・・と、引き続きシリアスに語りかけながら回すこと16G、激闘乱舞が始まってました。
まだ見たくなかったケンシロウのダッシュ姿が、これでもかってくらいに目に飛び込んできました。
結果、、、
「30Gをノーレア役で走りきるケンシロウ ⇒ バトルにて剛掌波ドーン ⇒ バシューン」という王道を辿り、ジ・エンド。。。
帰り際、「いやいや、ゴッドならこの窮地を救ってくれるっ!」という抱いちゃいけない希望を抱いてしまい、もう6kほど負債を増やしてフィニッシュと相成りました。
これにて、トータル40kのマイナス・・・・・・・・・
ふっ、とんだデザートだったぜ・・・とカッコつけて帰宅してみたものの、結果を聞いた嫁は、4年間の結婚生活の中でもあまり見たことがないほどの筆舌し難い表情をしていました。
食べれもしないデザートに4万円使ってくるボケナスは我が家にいらぬ・・・的な。
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