そんなとこにあっちゃダメ ---2012/11/6の日記--- |
「そんなわきゃない。」
何度もそう思いました。
だって、どうやったらそうなるのか、想像もつかないんですから。
絶対に、そんなところにあっちゃいけないものがあったんですから。
事の発端は、ゾーン手前のモンキーターンに座ったこと。
早速打ちだそうと1000円札をサンドへ。
出てきたコインを数枚掴んで台に投入し、いざレバーオン!
回転中のリールを見ながら、さぁ左リールを停止させるぞ!となった時でした。
ちょうど左リール上部付近の盤面に、見慣れた縮れ気味な黒い毛が付着してやがるんですよ。
あの、前衛的な縮れ具合。
あの、他を圧倒する存在感。
うん、ほぼ間違いなくヤツです。
超高確率で、陰な毛です。
もしかしたら、なかなかのパーマ毛とかの可能性もあるかもしれないとも思ったのですが、あの独特の質感は、やっぱり陰な毛以外に考えられないという結論に至りました。
「ったく、誰だよ・・・なんでこんなとこにチヂレっ毛が付くんだよ・・・」
そんな感じで呆れながらも、とりあえずこの毛の除去に取りかかる僕。
触るのもイヤだったので、ふぅ!と吹いて吹き飛ばそうとしました。
・・・吹き飛ばないんですよ。
どんなにふぅ!ふぅ!ってやっても全然吹き飛ばないんですよ。
「なんてガンコに付着してやがるんだ・・・」と更に呆れつつも、仕方なく素手で除去することにしました。
あとでおしぼりで手を拭けばいいや、という感じで、手でピン!ピン!ってやって飛ばそうとしました。
・・・飛ばないんですよ。
ってか、意を決して素手で触ることを決意したのに、全然触れないんですよ。
ここで、やっと真実に気付きました。
ああ、盤面の内側に付いてるのか、と・・・・・・
めでたしめでたし♪
・・・・・・っておいっ!!
ちょっと待てっ!!
内側・・・・・・?
ってことは、犯人は店関係者が濃厚になってくるじゃないか・・・
どういう工程を踏めば盤面の内側にあの毛が付くんだ・・・?
ってか、僕の前に打っていた人はどう感じてたんだろう・・・?
まさか気付かなかったとか・・・?
いや、そんなわけない。
この陰な毛、ご丁寧に左リール上段付近という最も目押しに必要となる箇所に付いてるんですから。
「さぁ我を見よ!」と言わんばかりなんですから。
それとも、僕が気にしすぎなんでしょうか。
世の一般スロッターは、台の内側に陰毛が付着していることすらも、「それもまたゲーム性の一つ」と飲み込んでプレイを続行できるのでしょうか。
むぅ・・・
パチスロ、なんて奥が深いんだ・・・
こんなところにまでゲーム性を持ち込むとは・・・
しかし、何がどうであれ僕にはスルーできないことだったので、1k分を消化したところでギブアップ。
わざわざ店員さんを呼んで「この毛を・・・」というのもどうかと思うので、すみやかに立ち去りました。
それにしても、本当にどういう流れであの場所にヤツが・・・・・・
確かにヤツは、びっくりするようなところにいきなり姿をあらわしたりしますからね。
だいぶ使ってなかったトランプの間、とか。
神出鬼没とは、ヤツのためにある言葉なんじゃないでしょうか。
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