貝の名前はミステリアス ---2011/7/16の日記--- |
この前、嫁と息子(2歳)とともに、熱海の方に一泊二日で旅行に行ってきたんですよ。
で、その時に、神奈川県の真鶴という場所に寄り、「遠藤貝類博物館」なるところに行ってみました。
僕、わりとこういうのが好きなんです。
海の生物って、凄いトリッキーな姿をしてたりするじゃないですか。
見てるだけでなんだか不思議なワクワク感に包まれちゃうんですよ。。
そんなわけで、この貝類博物館にて様々な貝たちを目にすることになったのですが、、、
いやぁ、貝の名前って凄いですね。
随分と思いきった角度から名付けられてる貝たちが多く、度肝を抜かれました。
ということで、それらの貝たちをピックアップしてちょっとご紹介してみようかと。
まずはこちら。
イジンノユメハマグリ。
「偉人の夢」かと思いきや、どうやら由来は「異人の夢」っぽいです。
「偉人の夢」だったら、なんて大風呂敷な貝なんだと思ってしまったところですが、「異人の夢」ならまぁ・・・
ってか、ハマグリに夢を託す人類。
むぅ、シュールだ。。。
続いてこちら。
ペガサスノツバサ。
このあたりから、早くも貝の名前とは思えないような雰囲気が漂い始めます。
「想像上の生物のパーツをそのまま名前にするって・・・そんなのアリなの?」などと疑問に思ってしまった僕は、ロマンのわからないダメな奴なんだと思います。
お次はこれ。
シカダカラ。
動物名をそのままプッシュし、「とにかく鹿なんだから!」と押しきる形での強引なネーミングが炸裂です。
「見たままじゃん・・・ ひねり無しじゃん・・・」と思わず心の中でツッコんでしまった僕は、大人の事情を介さないダメな奴なんだと思います。
そして、次はこんな貝。
コジカダカラ。
先程の「シカダカラ」を完全に踏襲する形でのネーミング。
踏襲と言えば聞こえはいいですが、もっと有り体に言うと、
いちいち名前考えるの面倒くせー、という学者サイドの声なき声がビシビシ聞こえてくる気がします。
「シカダカラのちっちゃいバージョンなんだから、コジカダカラでいいんじゃね?」みたいな。
お次はこれ。
ヘルメットダカラ。
ダカラシリーズが続きますが、ホント多かったんですよ、ダカラ締めのネーミングの貝が。。
もう、何か似てるものがあればそれでいいや、みたいな投げやりな空気が漂ってきています。
「何でもいいから似てる物+ダカラ」の方程式によって名付けられていく貝たち。
もう少しひねっていただけたら、貝たちも報われるんじゃないかなぁ、なんて余計なことを考えてみたり。
さて、お次の貝。
ニセネズミダカラ。
ニセネズミて・・・・・・
えらい言われようです。
せめて「ネズミダカラ」にしてあげて欲しかった・・・と同情してみたのですが、ふと横を見るとやっぱりありました、ネズミダカラ。
そうか、こいつがいたから・・・・・・
最初にニセネズミダカラの方が見つかっていれば、きっと「ニセ」の汚名は取れていたんだろうなぁ。
不運なり、ニセネズミダカラ・・・・・・
続いてはこちらの貝。
ヌメリマクラ。
もはや
悪意しか感じられないこのネーミング。
ヌメった枕ですよ?
おそらくこの世で、ヌメった枕を好む人類はいないと思われます。
基本、枕はサラリ希望なはず。
もしこの貝に感情があったとしたら、名付けられた時は絶句でしょうね。
「ちょっ・・・・・・ヌメっ・・・・・・!? ちょっ・・・・・・!?」みたいな。
その動揺たるや、計り知れないものがあるかと。
そして、最後にこちらの貝。
ブラジルメロン。
貝の名前なのにメロンで締めちゃってる時点で、なんかもういろいろダメな気がするんですよね。
そもそもややこしいし。
考えてみてくださいよ。
ブラジルへ旅行に行った親戚のおじさんから電話がかかってきて、
「おう! 明日帰国するからな! お土産はブラジルメロンだっ!」
って聞かされてて、
「わぁ〜、メロン大好き♪ ブラジルメロンかぁ♪♪」
ってなってる状態でこの貝出てきたら、おじさんの評価ガタ落ちですよ。
二度と親戚として接してもらえなくなりますよ。
せめて、先程までの方程式を活用して「ブラジルメロンダカラ」にすれば、「あぁ、メロンじゃないんだな」と伝わるわけですから、そんな悲劇も避けられるのに。
さて、そんなわけでなかなか刺激的な貝たちが多かった遠藤貝類博物館。
他にもいっぱいあったのですが、貝たちを嬉々としてパシャパシャ撮ってる僕の姿に嫁が若干ひきだしたので、このへんでやめときました。。
まだまだあったんだけどなぁ・・・
貝の世界は奥が深いぜ・・・
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