ボッタくりホールでの立ち回り法 ---2011/10/24の日記--- |
原作を読んでみたことで、すっかりモンキーターン好きになってしまったんですよ。
いや、素晴らしいですねあのマンガ。
読み進めるうちに、「なんで俺は競艇選手目指さなかったんだろう・・・」という虚しさに襲われたくらいですから。
「帯をギュッとね」の頃からそうですが、河合先生はホント素晴らしい。
題材となっているスポーツを、すぐにでもやりたくなってしまう衝動に駆られます。
ということで昨日の夕方頃、息抜きがてらに近所の寂れたホールへモンキーターンを打ちに行ってみました。
勝ち負け抜きで、モンキーに触れられればそれでいいや、の精神で。
もっと言うと、青島が一回見られればいいや、の精神で。
ちなみに、モンキーを打つのは今回で3回目。
1回目は、「初打ちはあっさり引ける」の法則に則って2kでサクっと引いて勝利。
2回目は、まるでいいところ無く15kほどの負け。
さぁ、今回はどんなアツい勝負になるのか!?
原作を知ったことで、今まで以上にアツく打てるはずっ!
そう意気込んで打ちだしたものの、7k打ったところでイヤになり離脱。。。
まず、前半5kはなんら見せ場無しで終了。
その後、ラスト2kで強チャンス目2発と強チェリー2発を引くも、これまた何も無しで終了。
超抜1回くらい欲しかった・・・
そんな体たらくに嫌気がさし、早くもモンキーターンのシマから離脱。
ホール内を徘徊しながら何か打てそうな台がないか物色します。
すると、一台気になる台を発見。
それは、新鬼武者。
まだノーボーナスで、300Gほど回っている台。
先程も書いたとおり、このホールは寂れたやる気のないホール。
当然、ベタピン据え置き営業の可能性大。
こういうホールの場合、必勝の立ち回り法があります。
ご存知の方も多いと思いますが・・・
その立ち回り法とは、「宵々越し」や「宵々々越し」狙い。
ART機の場合、設定変更で天井到達までのゲーム数がクリアされてしまう機種が多いです。
しかし、設定変更さえなければ延々とゲーム数は引き継がれていきます。
となると、何日またごうとも、ノーボーナスのままハマり続けていれば、その台は狙い目となるわけです。
そして僕が目を付けたこの鬼武者も、前日ノーボーナスで400Gほど回っています。
現在300Gほどまわっているので、この時点でノーボーナスで700Gハマっていることになります。
(あくまで「設定変更がなければ」ですが・・・)
前々日はボーナスを引いてしまっているので、何ゲームほどハマってヤメたのかはわかりません。
しかし、200〜300Gほどは回してヤメただろうと決めつけてみます。
すると、トータルで900〜1000Gは回っていることになります。
天井を狙うには充分なハマリゲーム数。
前々日に、200〜300Gどころかもっと回っているようなことがあれば、さらにアツい状態となります。
「設定変更されていない」・「前々日の閉店前にそこそこ回されている」という条件を満たして初めて戦える状況となるわけですが、「久しぶりに鬼武者打ちたい」という最強の要素も加わって、結局打ってみることに。
久々の鬼武者だ〜♪ 楽しいなぁ〜♪ と浮かれながらペシペシ消化。
すると投資5k目、明らかに低確なところからスイカ。
ボーナス当選無しだったので、何を思うでもなくそのまま淡々と消化していると百鬼に突入。
当たるはずもない冷やかし百鬼にややうんざりするも、「まあ、たまに低確スイカからのツモもあるしね!」と無理やり希望を持ってみます。
しかし、やはり冷やかしなのか強い演出が一つも起こりません。
さらに、そろそろ百鬼も終わりという時に出てきた演出が、期待度激低の阿倫の宝箱演出。
冷やかし百鬼の王道パターン。
こんなんで当たるんなら鬼武者なんて簡単なんだよなぁ・・・と脱力しつつ、半ばよそ見しながらパパパーンと消化。
すると、なぜか聞こえてくる「蒼剣ラッシュ!」の音声。
本気で5秒くらい固まりました。
何が起こったのか一瞬理解できず、思わず無意識に監視カメラを見てしまいました。
「中の人、何かした?」みたいな。
低確で引いたスイカを契機に、しかもあんなやる気のない百鬼からARTに繋がるなんて。。。
これがあるから鬼武者は侮れない。。。
「これで天井までの投資が浮いてくれるなぁ」と喜びつつ、ARTの消化を開始。
なんとか2話までは進んでください・・・とつつましく祈ります。
んが、意外や意外、
このARTが続く続く。
いつもはサクサク終わっていくARTが、2話、3話、4話と継続していきます。
「まあたまには50%を突破し続けることもあるかな。5連続で1話終了とか喰らってるわけだし。」とあまり気にしていなかったのですが、7話あたりに差し掛かった時にふと気付きました。
「おかしい・・・・・・ いくらなんでも続きすぎだ・・・・・・
待てよ? もしかして・・・・・・ 低確スイカだと思ってたさっきのスイカって・・・・・・」
この疑問は、10話を突破したところで確信に変わりました。
既にお気づきの方も多いかと思われますが、、、
そうです、さっきのスイカで天井ARTが発動していたみたいなのです!
いやぁ、これには驚きました。。
こんなにあっさり天井に到達しているとは夢にも思っていなかったもので・・・
どうやら、前々日のハマリが思っていたよりも深かった模様。
昨日と今日で700Gハマっているので、おそらく前々日は600G前後ハマって終わっていたのでしょう。
ということで、生まれて初めての鬼武者天井なのに、期待も感動もなくいつの間にかツモっていた、というちょっと拍子抜けな展開となってしまいました。
でも、これが良かったんだと思います。
多分、最初から天井ARTだってわかってたらこんなに続かなかったと思うので。
「どうせ50%だしね」という無欲が、確率通りの継続を呼び込んでくれたんじゃないかなぁ、と。
読者さん日記でもたびたび見かけますが、無欲って凄く大事ですからね。
ただのオカルトじゃ済まされないくらいに大事なものに思えます。。。
なので、天井ARTだとわかってからはヒヤヒヤものでした。
89%ループだと知ってしまった以上、やっぱり欲が出てしまうじゃないですか。
「続いて当たり前」の精神が、無意識に出てしまうじゃないですか。
でも、パチスロの神様はこういった驕った考えが凄く嫌いです。
そんな輩には、「喰らえっ!」とばかりに確率無視な展開をプレゼントをしてきます。
だから、僕は気を付けました。
「僕は驕ってなんかいませんよ〜 僕みたいな霊長類としてギリギリのヒキしか持ってない人間は、うぬぼれたりなんか出来ませんよ〜」と卑屈に構え続けました。
それが功を奏したのかはわかりませんが、、、
なんとか最終話突入!
もちろん、初の到達です。
今までの最高が9話だったので、10話以降の未知なるゾーンはかなり新鮮でした。
あんなことになっていたのですね。
最終的には18話まで伸びました。
エンディングも初めて見たのですが、不覚にも感動して泣きそうになってしまいました。。
あんなに感動的なものだったとは・・・
元がどういう話かは全然知らないものの、それでも感動できるって凄いですよね。
それだけ作りが秀逸だということでしょう。
結局、一撃2,800枚で終了。
鬼武者にしちゃショボいのは重々承知ですが、最大上乗せが50Gしかない状況だったので上出来かな、と。
上乗せ自体もあんまり発生しなかったし・・・
なにはともあれ、大満足な結果でした!
ボッタクリ店での宵々越しや宵々々越し、状況によってはかなりアツいです。
おいそれとは掴めないようなART機の天井でも、わりとサクっと掴めたりもするので。
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