電気ビリビリ台 ---2011/9/11の日記--- |
たまに、すんごい静電気を帯びてるパチスロ台ってありますよね。
この前、まさにそんな台と遭遇してしまったんですよ。
原作が大好きだし突出した一撃力もあるし、ということで、銀と金を打ってみようと出掛けた日のこと。
軽く試し打ちをするつもりだったので、適当に1台選んで着席。
早速サンドからコインを借りて打とうとすると、、、
きたんですよ、バチィッ!と。
コインを投入口に入れた瞬間、かなりの静電気が僕の指先を襲いました。
まあでも、ここまではたまにあること。
こちとら、息子が大きくなって知ったら泣くんじゃないだろうかってくらいに打ってきた人間ですから、こんな経験は腐るほどしてきてるわけです。
ところが、今日のはとんでもない大物でした。
普通静電気って、一回バチっときたら、しばらくは大丈夫じゃないですか。
ところがこの銀と金、やる気に満ち満ちてるのか、全然収まる気配がないんですよね。
常に帯電してる感じで、何度コイン投入口にコインが触れても、毎度毎度欠かさずにバチッと激しく静電気アタックを繰り出してきます。
静電気というか、どっかから漏電してるんじゃないかってくらいの電気量。
静電気を好きな人はまずいないと思いますが、僕ももちろん大嫌い。
心底イヤなんですよ、あの「バチッ」が。
大しておいしくもない天井を2連続で喰らうくらいにイヤなんです。
これは無理!となり、1Gも回さないうちに台移動することに。
今まで打ってきた10数年の間にも、たまにこういう台と遭遇してました。
漏電しているのか、異常に静電気が溜まっているのか、その他に理由があるのかよくわかりませんが、とにかく通常では考えられないくらいバチバチくる台って、ごくたまにあるんですよね。
僕は静電気体質ではなく、滅多に静電気を喰らうことはありません。
なのでこういう場合は、違う台に移動すればそれで解決します。
今までもすべてそうでした。
台移動がダメな店だったため、一旦店員さんを呼んで事情を説明することに。
すると、来たのは若い女性店員さん。
事情を説明してコインを持って台移動したいことを伝えると・・・
「それでは、おしぼりをお渡ししますので台を念入りに拭いてみてください。」
・・・・・・百歩譲ってそれで解決するとして、、、 客である僕が拭くんスか・・・? しかも念入りに・・・?
が、僕はなんたって紳士。
ここで不平不満など言いません。
ましてや若い女性店員さんに。
「僕、台拭くの好きッス!」バリにおしぼりを受け取り、ガシガシと拭いてやりました。
一心不乱かつ真面目に台を拭く姿・・・
見とれてるんだろうなぁ。 この実直さに心打たれてるんだろうなぁ。 へへへ・・・
・・・なんて密かに考えながら後ろを振り向くと、遠くの方で常連っぽい今風な若者と談笑してました。
こうして、打つ前から若干の敗北感を与えられつつも、気を取り直して拭き終わった台と向き合います。
が、やっぱりダメ。
コインを投入しようとすると、投入口のとこでバチバチッとなります。
いや、どっちかっていうとビリビリッという感じ。
やっぱり漏電・・・?
すかさず、二度目のコールボタンプッシュ。
先程の若い女性店員はいまだ談笑中なので、コールランプに気付きもせず。。
すると、別の若い女性店員がやってきました。
事情を説明し、台移動したい旨を伝えると・・・
「了解しました。 それでは、上司に連絡を取りますので少々お待ちください。」
そんなにオオゴトですか・・・?
出玉じゃなく、借りたコインをそのまま違う台に持っていきたいだけなのですが・・・
まあ、この店にはこの店の事情やルールがあるんでしょうから、ここはおとなしく待ちます。
1分ほど経って、今度は主任っぽい男性店員がやってきました。
再度事情を説明し、台移動したい旨を伝えると・・・
「わかりました。 それでは手袋をして打つというのはいかがでしょうか?」
むぅ・・・そうまでして移動させたくないのか。。。
移動すればそれですべてが解決するのに。。。
まだ1Gも回してないし、そもそも等価交換なんだから別にいいような気が・・・
・・・と、いろいろ不思議に思うところがあったものの、頑なに台移動を拒む店側の態度に逆に潔さすら感じ始めてしまい、素直に了解してみることに。
何かしらの静電気対策の加工がされてる手袋かな?と期待していると、出てきたのはうっすい純白の布製手袋。
白金あたりの貴婦人がつけるような、指先の細めな純白の布製手袋。
これって、手を汚さないためにおばちゃんが装着するやつじゃ・・・?
「これ付けて打つのか・・・」と若干滅入るも、笑顔全開で持ってこられたため断ることもできず、おとなしく装着することに。。
すると、なぜかピタリと止まる電気。
布製なのに、バチッだのビリッだのが全くきません。
もしかしたらこの時には漏電が無くなり、普通に触っても大丈夫だったのかもしれません。
しかしそれを確かめる勇気がなく・・・
本当に痛かったんですよ。 あのバチッが・・・
その後にくるビリビリッも気持ち悪いし・・・
電気問題が解決したとはいえ、純白のうっすい手袋しながら銀と金を打つ34歳男、というシュールな光景を提供してしまっていることに心を痛め、わりと短時間にて離席。
ちなみに稼働内容としては、2kで1枚役(チャンス目)からARTをツモるも、普通に50Gで終了。
これじゃ勝てないんだよ・・・毎度毎度1セット上乗せ無しで終わられてたんじゃあ・・・とふてくされつつも、持ちコインで強欲ボーナスツモ。
しかしART無し。
さらに持ちコインで絶ボーナスを2回引くも、こちらもART無し。
「この電気量はやる気の表れか!?」なんていうお門違いな期待をした僕にがっかりです。
ということで、やる気のカケラも見当たらなかったため、コインが飲まれたところで終了と相成りました。
「あそこまで頑なにこの台を打たせようとしたってことは、もしかしてこの台が設定6で、俺にバシっと出して欲しかったんじゃないのか?
広告規制が厳しい今、出玉でアピールするしかないってことで、あえて6の台を俺にっ・・・!?」
・・・なんて脳内お花畑なことがよぎったりもしましたが、そんなおとぎ話に賭けてみる気も起こらず普通に撤退。
その後、試しに手袋をはずして他の台を打ってみましたが、全然平気でした。
やはり、あの銀と金だけが異常な電気をまとっていたということに。。。
数年に一回くらい遭遇する、ただの静電気では済まされない電気ビリビリ台。
なんなんでしょうねぇ・・・
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