スイーツトークを回避せよ ---2009/5/19の日記--- |
昼過ぎ頃、嫁の友達が遊びに来るということで、国外退去ならぬ家内退去を余儀なくされた僕。
いや、別に居てもいいんですけど、酒もない中で嫁の友達たちとの会話に巻き込まれるのって危険じゃないですか?
僕みたいなダメ人間は、「どこどこのスイーツがおいしい」みたいな会話に適当に合わせたりとかできないんですよ。
酒でもあれば勢いで乗り切れますが、シラフで表面上の会話を無難にこなす自信がありません。
ということで、不適合者は去るのみ。
おとなしく、なんの目的もないまま外出。
で、こういう時って、皆さんどうするんですかね?
日曜日の午後、特に誰とも約束してない状況、男一匹で昼過ぎに家を出なきゃいけない。
こうなると、僕の中の選択肢としては「打つ」「読む」しかないんですよ。
「打つ」はもちろんパチスロ、「読む」はもちろんマンガ喫茶。
「カフェで読書」なんていう小洒落た選択肢を有する男子もいらっしゃるんでしょうが、僕にとっては未知のもの。
男一人でカフェ行って持参した本なんか読んでた日には、それだけで2chで叩かれるんじゃないかって怯えてるくらいの勢い。
でも女の人って、「一人でうまいこと時間を潰せる男」に魅力を感じたりすることもあるみたいですね。
なんかそんな話を聞いたことがあります。
しかし、僕はまんまと失敗するタイプでした。
外での一人の時間の潰し方を知らず、やるとすれば上述の通り「打つ」か「読む」。
しかも、「打つ」の方が優先順位が高く、まずは近隣のホールに打てる台があるかどうかを探すのが僕の常道。
で、見つかればもちろん打ちます。
なくても、なんだかんだ理由をつけて打ってみたりします。
こんな有様ゆえ、若い頃は、落とそうとして待ち合わせてた女の子との関係が水泡に帰すこともしばしば。
「ごめん、遅れちゃった。」
「全然大丈夫! 俺、バッチリ一人で時間潰してたから。」
「そうなんだ? 何して待ってたの?」
「うん、とりあえずジャグの高設定っぽいのをペシペシとね。」
「ジャグ・・・・・?」
「ああ、ごめんごめん、パチスロだよ、パチスロ!」
「パチ・・・・スロ? ああ・・・・・・ あの7が揃うやつ?」
「そうそう! こういう短時間を埋める時には便利なんだよ。
特にジャグラー! 変な付加機能はないし、何よりあのGoGoランプがとにかく魅力的でさっ!」
「ふーん。」
「なんかね、フワっ!って感じで光るんだよ! いや、専門用語で言うとペカるんだよっ! あのペカ!っていう感じがたまんないんだよねぇ!! なんか、あのランプには魔力があるんだよっ!!」
・・・・・・・・と、このあたりから段々と相手が無言になります。
「やべぇ、こいつ違う」みたいな顔になります。
で、必然的にその後のサシ飲みもあまり盛り上がらず、もちろんその後のチャンスゾーンへの突入も露と消えます。
だいぶ話が逸れましたが、、、
そんなわけで、外出せざるを得なくなったものの、一人で時間を潰す術を知らない僕はいつものごとくパチ屋へ。
なんら打つ予定がなかったため、行き当たりばったりでその場のイベントに合わせます。
何やら南国育ちがイベント対象機種だったので、とりあえず狙ってみることに。
10台中、既に2台ほど出てる台があったものの、偶然出てるだけの台もあることを考えればまだ可能性があるっ!
・・・・と、無理矢理決めつけ勝負。
何より、今帰ったって「で、ご主人はどこのスイーツがお好き?」とか聞かれちゃうかもしれないのだから。
とりあえず、朝一BIGを引いて少し回されたまま捨てられている台に着席。
設定6へ変更されたのなら、朝一のボーナスからは75%と飛ぶ。
でも、もしかしたら25%を引いて飛んでいないだけかもしれない。
・・・・・・・という薄い希望にかけて勝負したのですが、11k投資でREG、ART突入、7連。
6の可能性、薄し。。。
ってことでヤメ。
幸いにもほぼチャラ。
南国のART、破壊力高し。。。
そこからは、おとなしくマンキツ行きました。
ええ、第二の選択肢である「読む」の発動です。
そういえば読んでない「あずみ」が溜まってたし。
ということで、あずみを始め未読だった読みたいマンガたちを読み進めること数時間。
ようやく嫁から電話がかかってきました。
出ると、「みんな帰った」とのこと。
楽しかった?と聞くと、、、
「うん! 久々だったしね。 あ、お土産に美味しそうなスイーツ貰ったよ。
そこからはスイーツトークで大盛り上がりでさ!」
危なかった。
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