マーフィーの法則 ---2009/4/2の日記--- |
マーフィーの法則。
それは、「失敗する可能性のあるものは失敗する」的な、経験則をまとめた法則。
言い換えれば、「え? そっちいっちゃいます?」みたいなアンラッキーにしてありがちな出来事。
それこそがマーフィーの法則。
例えば、財布をぶちまけて小銭が散らばっていったとしたら、1円玉や10円玉や50円玉はわりと足元に留まってくれたのに、500円玉に限って自販機の下へと無邪気に転がっていったりする、みたいな出来事。
こうした現象は、いかなる場面でも僕らに襲いかかります。
パチスロ打ってる時だってそう。
飲み会の待ち合わせまであと一時間。
こうなったら、パチスロでも打って時間を潰すしかない。
こんな時って山ほどあるじゃないですか?
で、ナチュラルにホールへと吸い込まれるじゃないですか?
まあ、打つにしたって所詮持ち時間は一時間。
そんなに荒い台は打ってられません。
鬼浜やらバイオやらは持っての他。
こういう時は、ジャグやら桃鉄やらの、RT非搭載でいつでもスパっとヤメれる機種を選ぶのが常道です。
もちろん僕もそうしました。
一時間くらいしか打てないこんな状況ですから、RT非搭載機種を中心にチェックです。
そして、そこで出会ったが楽シーサー。
なんだかアツめなイベントの対象機種となっているクセに、なぜかガラ空き。
かつ、「これが6じゃなかったらシュートを一日フル稼働したっていいぜ!」ぐらいな勢いの台までもが空席。
楽シーサーのボーナス合成は、設定1で1/169、設定6で1/123。
なのにこの台ときたら、3000G回っていて合成が1/97という素晴らしい立ち居振る舞い。
通常営業ならまだしも、このイベント中にこの履歴とくれば、「我、6なり」と激しくアピールしているようにしか見えない。
よくこんな台が空いてたな・・・・・ と軽く驚きつつ確保。
まあ、所詮楽シーサーだし、適度に連チャンしたらヤメ、みたいなパターンが繰り返されたのかな、と。
しかし、楽シーサーをナメちゃいけない。
沖スロの流れをくむこの機種、ノリにノッた時の勢いはバカにできません。
早速打ち出すと、1000円で、というか5Gくらいでバケがヒット。
さらに持ちコインでもう一発バケ。
さらにさらに、バケ消化後のクレジット内で今度はBIG降臨。
・・・・・・・・きてる。 これはグイグイきてる。
設定6&ノリにノッてしまうパターンがもうすぐそこまできてる。
こうなった以上、やむを得ません。
ここでおめおめとコインを流し、「飲み代浮いた♪」程度の満足で立ち去ってしまうわけにはいかない。
そんな行為は、楽シーサーに対し失礼にあたります。
気持ち悪いくらいに笑みを浮かべているあの巨大な役物も、怒り顔へ変わってしまうかもしれません。
幸い、今日のは多少遅れようともOKなゆるい飲み。
ということで、待ち合わせをしていた友人のうちの一人に、みんなで先に飲み屋へ行っててもらうようメールをすることに。
ダラダラと状況説明するメールを作るのは疲れるし時間が惜しいので、短文で片付けようと思い、「わるい、出すしかなくなった。」という軽く意味不明なメールを送信。
すると、即座に「・・・了解。」という素敵な返信が。
むぅ、理解が早い。 助かる。
ただ、「迂闊にスロを打ってしまい待ち合わせに遅刻」をやってしまう以上、多少のオゴリは必須。
いかにゆるい飲みであろうとも。
こうなった以上はガツっと出すしかありません。
上着を着たまま、何の用意もせずにただ打っていたのですが、ここからは真剣に打つため戦闘体勢を整えます。
まず、一旦外に出て水を購入。
そして、上着を脱いでイスのうしろに掛け、ポケットから耳栓を取り出し装着。
その後、軽く肩を回し、厳かに台と向き合う。
これにて戦闘体勢完了です。
いよいよここからブン回しにかかります。
タコ出ししちゃるっ!
いざ出陣っ!
そして数十分後、、、
・・・・・・・・はい、もうお分かりですよね。
ええ、ペロリですわ。
全然楽シーサーじゃないっすわ。 僕の中では楽シーくないサーっすわ。
『待ち合わせで焦っている時はよく当たる。
本腰入れて打ち出した途端、ビタ止まりで出なくなる。』
わかっちゃいたんですよねぇ、わかっちゃ・・・・・・
結果、遅れるどころか一番乗りで待ち合わせ場所へ到着してしまった僕がいました。
マイナス1kだけども、精神的には28kくらい負けた気がする・・・・
マーフィーの法則の例を挙げているうちに、いつの間にかただの体験報告にすり替わっていたのはご愛嬌。。
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