タクシー奮闘記 ---2008/1/25の日記--- |
飲みで帰りが遅くなり、仕方なく久々にタクシーを使って帰ることになった昨日。
適当にタクシーを捕まえると、運転手は60歳くらいの男性。
で、普通に目的地を伝えると、
「わかりました、●●駅までですね!
・・・・・・・・で、どうやって行くんでしたっけ?」
始まった。
たまに遭遇する、客任せ運転手。。
まあでも、「●●駅への行き方はわかるけど、最短距離を知ってるなら教えておくれ」的な意味で聞かれてるだけかも、と気を取り直し、あまり道に詳しくないからお任せで、と伝えてみました。
が、やはり純粋に道を知らないらしく、この運ちゃんったら
明らかに困惑した様子。
「マジかよ」みたいな顔してましたから。
いやいや、こっちが「マジかよ」ですって。
ってかカーナビついてるんだから、それ見て走ればいいだけなんじゃ・・・・?
こうして不安いっぱいで始まった深夜のドライブ。
走り出すなり、「あれ?」だの、「またやっちゃった。」だの、「あ、あっちだったか。」だのと、タクシー乗ってるというシチュエーションにおいて、聞きたくないキーワードの上位ランカーたちがズラリと勢ぞろい。
どうやらこの運ちゃん、心の声をしまっておけないタイプのようです。
まあいろいろ話しかけられるよりいいや、と油断していると、唐突に「お兄さん、mixiとかやってそうだよね!」とか意味不明な推測をぶつけてきます。
「mixiやってそう顔」とかあるのか?
てか多分、mixiやってそうとかそんなことはどうでもよく、
「ワシだってmixiくらい知っとるのだぞっ!」っていうアピールのような気がしないでもない。
さらに、今の世の中を鑑みるに、mixi出しときゃハズさないだろう、みたいなチープな計算も垣間見える。
しかし残念ながら、僕はmixiブームの網をかいくぐり、ビタイチやったことがないため、「いや、別に。」というまったく広がりを持たない返答。
こうして運ちゃんは、自分の中で確信を持っていたであろう
「mixi出しときゃ話がはずむ」の方程式が見事に崩れ去り、またおとなしく運転に専念。
もちろん、心の声付きで。
「あれ?」とかにはもう慣れたのですが、終盤に飛び出した「大丈夫かなぁ・・・・」のセリフには若干焦りました。
主語がわからない「大丈夫かなぁ・・・・」は怖すぎます。
終盤でトリッキーなことしないでほしいぜ。
この様子だと、全然知らないところでいきなり止まったりして、
「ごめんお客さん、ギブ!」みたいなこと言われる可能性もあるんじゃ・・・?とか真剣にビビってみたりしてましたから。
タクシーに乗ってから約20分後。
西口だって言ったのにきっちりと東口で降ろされたりしながらも、一応最寄り駅へは到着。
降り際に、『通常料金+深夜割り増し+なんだかよくわからない道を通ったことによる理不尽な割り増し』を支払いながら、いろんなところでヒキが弱い自分に軽く引きつりながら帰宅したのでした。
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