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パチスロ日記選抜 from 2007


嗚呼、麗しのアステカ ---2007/4/21の日記---

夢を見ました。
登場したのは、あの懐かしの名機「アステカ」。

設定6を掴み、「あと一歩で万枚!」というところでピタリとお目覚め。
別にいいんですけど・・・・・・
達成したところで、むしろ虚しさの方が・・・・・・・

そんなきっかけから、以前体験したアステカに関するちょっぴりほろ苦いメモリーを思い出したので、ここに記してみたいと思います。





時は、今から約8年くらい前に遡ります。
まだアステカが全盛だった頃。

ゲーム性・スペックともに優秀なため、当然その人気は凄まじく、下手にアステカイベントなど行われようものなら座ることすら困難な状況でした。

もちろんその頃の僕も、ガッツリとアステカの虜の一人。
打てども打てども、一向にCTに入る素振りを見せないサディスティックなあいつの挙動に首っ丈でした。

だって、そんなアイツを振り向かせることに成功した時(注:単にCT突入した時)の感動ったら・・・・

・・・とまあ、そんな悲惨なCT生活を余儀なくされていた僕ですが、それにも懲りずにサクサクとアステカさんに貢ぎ続ける日々を過ごしていたわけです。



そんなある日の冬、何気なく実家に帰っていた時のこと。
ダラダラと起床し、朝メシを食べに食卓へついたところ、無造作に置かれていたパチンコ屋のチラシをなんとなく発見する僕。
するとそこには、にわかには信じがたいような情報が記されていました。


  「明日、灼熱イベント開催。
   なんと、アステカ2台に1台設定5・6確定!」



ぶっちゃけ、おしっこ漏れそうになりました。。
だって、設定1丸出し台ですらなかなか空かないような人気機種と化していたアステカで、こんな刺激的なイベントが行われるんですよ?
そりゃ、尋常じゃない興奮が襲ってくるのも無理ありません。

何せ、設定2からアツいなどと言われているアステカ。
5・6に座れる機会なんぞほとんど訪れないわけです。

すかさず僕は、スロットを打てる地元の友達に連絡。
早速明日、二人で打ちにいくことになりました。



翌日の朝。
開店1時間前くらいに店に到着した僕ら。

ところが、店に着いてみると既に凄まじい行列。
この店、アステカは50台以上導入されていたので、開店1時間前に並べば余裕だと思っていたのですが、どうやらあまり余裕でもない模様・・・・

しかし、これだけ並ぶということはイベント自体の信頼度は高いという裏付けにもなるので、そこは喜ぶべき点。
まあ、7枚交換なんですけどね。。

でも、7枚とはいえ50%でアステカの5・6に座れるのなら充分ゲキアツイベント。
4号機の中でも突出した激甘スペックを有した機種ですから。

当時を知る人にならば、このイベントのアツさをわかってもらえるはず。
登場当初は不人気で、高設定台がゴロゴロしていたアステカですが、ひとたびそのスペックの甘さ&ゲーム性の良さが知られてからは、等価ではオール1営業が普通になっていましたから。

そんな憂き目に遭ったからなのか、それともただ単に相性の悪い人が多かったからなのかはわかりませんが、その波の荒さから徹底的に負け続ける人も多く、

  「何がアステカだよっ こんなの『クソテカ』とでも改名すりゃいいんだよっ!」

  「いやいや、『カステカ』がお似合いでしょっ!」

などと言い合っている方々をよく見かけたりもしました。

言うまでもなく、僕も当然その一員ですけどね。
つーか先頭切って言ってたんですけどね。



そんなアステカの5・6確定台を、7枚交換とはいえ50%で掴めるのですから、僕ら二人も朝からテンション上がりっぱなし。

「ふぐ食らう?」

「叙々苑攻めちゃう?」

「いや、こうなったら麻布あたりに繰り出して・・・・・・」

「ていうか美女を呼んでのクルージングくらいは・・・・・・・・」

話はでかくなる一方。
最終的には、「不動産がどうのこうの」などという、5万枚くらいだそうとも不可能なバカ丸出し会話をやらかしていたような・・・・・・

まあ、言うだけタダなんで。。



真冬の寒い中、そんな楽しげな想像をしつつ開店待ちを切り抜け、いよいよオープン。

当然、アステカまっしぐらな僕ら。
周囲の人間もわき目もふらずにアステカへ。

なぜか血迷って、そばにあったジャックポットとかに流れてくれた客もいたおかげで、なんとか二人とも無事にアステカを並びでゲット。
つーかジャックポットならいちいち朝並ばなくても・・・・・



なにはともあれ、無事台をゲットし、二人並んでいざ実戦開始!

しつこいようだけども、50%で5・6確定。
はっきり言って、パチスロにおいて50%なんて確率はツモってもらわなくちゃ困る確率。
コレはずしてるようじゃお話にならない。
どんだけアドリブ効かねーんだって話ですよ。

もはやツモったも同然、と言わんばかりに投資を始める僕ら。

人間ってのは愚かです。
冷静に考えれば、二人に一人はスカるわけですから、二人揃ってツモった気になってるのは理論的におかしいんですけどね。。。

おそらくこの時は、互いが互いに「ふっ、かわいそうに・・・・・ 俺がツモってるからこいつはハズレだな・・・・・」とか考えていたのでしょう。
むぅ、ともに駄目野郎一確だ。



こうして、開店直後はまだまだテンションも高く意気揚々としていた僕らですが、昼過ぎになってあっさりと雲行きが怪しくなってきました・・・・・

そう、出ないんですよ。 しかも二人とも・・・・・・

アステカの高設定というのは、比較的早く見抜けることが多いのです。
設定5・6ともなるとボーナス確率が激高で、サクサクとボーナスが出現するので。

周囲が順調にボーナス回数を重ねていく中、一向に増えない我らのボーナスカウンター。
完全に置いてけぼりを喰らってます。
僕に至っては、なんと朝イチからストレートで1200Gハマリ・・・・・・・

あのですね、7枚交換での朝イチ4万投資なんてのはね、真剣に出家とかまで考えたくなるくらいのレベルなんですよ。。
時折聞こえてくる、「さぁ! 半分が設定5・6ですよ〜♪♪ ゲキアツですよ〜♪♪」とかいうマイクパフォーマンスも、もはや単なるたわ言にしか聞こえない・・・・・

隣の友達も、僕ほどではないにしろ、結構悲惨なペースで投資を強いられている状況。
しきりに、「2でいい・・・・・ 2でいいんだ・・・・・・ せめて2あれば・・・・・・」と呟いています。
5・6を目指していたはずなのに、目標ライン激下がり。。。



フラフラになりながらも意地で投資を続ける僕。
投資額、夕方の時点で既に7万を突破。

7枚交換でのこの額の投資は、もはや自殺行為に等しい。
というか、ある意味もう精神は死んでる・・・・・・・

ここからの逆転はほぼ不可能。

将棋でいうところの「詰み」

野球でいうところの「コールド負け」

男女でいうところの「危険日だって言われてんのにうっかり中●し&一発命中」

それくらいに終わってる状態。。

いくら爆発力に定評があるアステカとはいえ、CTという機能が記憶の彼方へ消し去られるくらいにノーマルに偏りやがるこのアステカで、希望なんぞ持てるはずもなく・・・

最終的には、77000円突っ込んだところで廃人のようになりながらギブアップ。
当時の僕としては、これが最高負け額。
隣には、5万ほど突っ込み同じように廃人化している友人の姿が。



でも今にして思えば、ここで終わってくれてるならまだよかったんですよ。
ところが、本当の悲劇はここからだったのです・・・・・・・・・



二人してボロボロになり、互いに傷を舐めあいながら帰り支度をしていると、おもむろに始まった設定発表タイム。
僕らは、もはやそんなことには全く興味を失っていた為、設定発表の時間に到達していたことすら気付きませんでした。

「まあ、俺らには関係ないさ」とか言いながら、そのまま帰り支度をしていると・・・・・・・・

なぜか僕ら二人の台にプスッと刺さる『設定5・6確定』の札・・・・・・・・・・・・・・


「ッッッッッッッッッ!!!!!」


二人とも、ホントに↑な感じでした。
言葉にならないちっちゃい「ッ」が何度も口から発せられました。。。

しばらく呆気に取られるも、すぐに正気を取り戻し、二人してハモるように店員に声をかけます。

「か、確認させてくださいッッ!!」

この頃は設定確認バリバリOK。
設定発表=設定確認OKという店がほとんどでした。(僕の住む地域では)

目を血走らせながら懇願し、早速台を開け設定キーを差し込んでもらう。
すると、ごくごく自然に僕らの台に表示される設定値、「5」。
嘘・・・・ 二人とも5・・・・? まぢ・・・・?



これを受け、ヘビー級の絶望的表情を浮かべながら無言で退店する僕ら。

もしこの時、小学生くらいの子供に「ねぇねぇ、『絶望』ってなぁに?」などと呑気に聞かれている母親がいたとしたら、迷わず僕ら二人を指差し、「ほらマーくん、あそこにいる二人の表情を見てごらん? あれのことよ♪」などと、都合のいいサンプルとして使われていたことでしょう。
それぐらい明確に落ち込んでました。

二人してどんだけヒキ弱いんだよ・・・・・・・・



当然ふぐや寿司なんぞ食えるはずもなく、屍のようになりながら200円の具のないラーメンを食して帰路へ。。
帰る際も、210円の電車賃を節約して、1時間かけて歩いて帰ってみました。
8万近く負けた直後に、210円の節約をする時の虚しさたるや。

しかし、この時の僕らには、この虚しさすら心地よいものでした・・・・・・・





以上、当時体験したわりとショッキングな体験でした。。。

帰り道、しきりに「絶対ウラだって!」「いや、遠隔でしょ!」などとわめきたてていましたが、僕ら以外は全然普通に出ていたことを考えれば、そんな可能性はほぼ皆無・・・・・・
要は、二人して究極的にヒキが弱かっただけで・・・・・・



こうした過去のエキサイティングなホールでの出来事は、思い出せばまだまだあると思うので、珍事件とは別に小出しにしていきたいと思います。

いやあ、あれはツラかった・・・・・・・・・・

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