私はバジ3を離れ、バラエティ島へ。
約33000円の負債を取り返すために悩み抜いた末、忍魂2へ着席。
理由は、久しぶりに打ちた過ぎて震えたから。
出玉は飲まれて追加投資。
そこそこハマりだし、ちょうど40000円の所でチェリー。
なんか当たってるっぽい。
頼むここはBIGで。
楓 「れっつぼーなーす」
いけない子だ。
これは、打ち手を殺すことだけを考えて再導入された店からの刺客。
やはり、このホールの店長はひと味違う。
そのRB後の高確中に、MBから超高へ。
なんて薄いところを。
しかしこれはもろた。
でた。
衝撃告白演出。
なんか愚痴り出したぞ。
あれ、コイツ西の都行きたくないの?
てか名前。
すみだがわこなんって。
確かに嵐の声優さん名○偵コナンの人だけど。
……で?
悟空 「げっこうのときっ!」
やったぜ。
ひとまずこのARTを大事に育てていこう。
チャンス目を一生分引こう。
→75枚GET
今日はなんだか無理な日かもしれんな―。
もういいや。
そして諦めて帰ろうとする私に、友人はこう言ったのです。
「我々は打ち続ける限り、負けじゃない。」
なんだか、今日のコイツの言葉はやけに胸に突き刺さる。
なるほどな。
打ち続ける限り負けじゃない。
確かにそうだ。
敗けを認めた瞬間に負けになるんだ。
友人に肩を抱かれながら、私は再びバジリスク3に座りました。
この台は一回、いてこましたらなアカン。
本気でそう思い、再びバジ3に挑みました。
友人も出てるときは楽しいって言っていたので、それを私も少しくらい感じてみたい。
しかし、今日は何もかもうまくいかない。
糞つまらんチャンスゾーンのどうせ当たらない煽りを消化しながら、私は友人にたずねました。
「お前は引きが強い。 それは、自らが短命であることの証明になるのだが、それは怖くないのか。」
「怖くはない。 お前だって、いずれ当たるであろうARTで残りの寿命を計らなければならない。 投資はいくらだ? 並大抵の引きでは、この台はどうにもならんぞ。 怖いなどと思っている暇はないのだ。」
彼は、表情を変えずそう言った。
私も、その時が来れば寿命を削らなければならないのだろうか。
たとえ引きが良くても、私は短命は嫌だ。
長生きをしたい。
長命でありたい。
でも、やっぱり一刻も早く当てたい。
このままだと、バジ3が圧倒的に嫌いになる。
もう天井は嫌だ。
もう天井は嫌だ。
もう天井は嫌だ。
そして、多くの時間が過ぎました。
二度目の天井に到達。
神の慈悲など存在しない。
ほおずきの様に充血した目で私は隣の友人を睨む。
「…ど、どんまい。」
このくそったれが。
そして、実行する残りの寿命を計るレバーオン。
私は早死になのか長生きなのか。
どうか
せめて
投資分の半分でもいいので、
返ってきますように。
どうか。
どうか。
・・・・。
どれくらいの時間がたっただろう。
おそるおそる私は目を開く。
…ああ、私は長命だ。
-64000
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