[4]エスパー・ヤメの真相 [ 2014/6/22 ] |
固まる私。
リングの青チェリー外しなんて、今まで何百回もやっていたんですよ。
200GあるRTのうち、まだ20Gくらいしか消化していませんでした。
隣の青年の視線を感じます。
こんな簡単な目押しミスを見られてしまいました…
恥ずかしい。
『オジサンにリングの6を打つ資格なんてねえよ』という青年の心の声が聞こえてくるようです。
その時、閃きました。
「やめればいいじゃん」と。
リングの推定設定6を捨てるのは、胃がねじ切れる思いですが、4万くらい浮いているのは確定ですし、このまま1Gも回さずやめれば、隣の青年も『なんだ、急用ができて、わざとRT終了させたのか』と考えてくれることでしょう。
「取引先に謝りに行け」という、神さまからのお告げだった、と、自分を納得させました。
頭の中では天使と悪魔が第三次世界大戦を開戦していましたが、何食わぬ顔でクレジットを落とし、下皿のコインをドル箱に。
振り返ることなく、ジェットカウンターに行きました。
私は犬を飼ったことはありませんが、やむにやまれず、飼い犬を手放すとき、こんな気持ちになるのでしょうか。
サヨナラ。
私のリング。
良い人に、拾われろよ。
ホールを後にした私は、倉庫で商品を積んで取引先へ。
全身全霊を込めて今回の不始末を謝り、なんとか許してもらいました。
やはり、直接会って謝ることは大事です。
落ち着いた私は、どうしてもその後の挙動が気になってホールに舞い戻りました。(←バカ)
恐る恐るリングのシマを覗くと…
私が打っていた台にだけ客が座っています。
「そりゃそうだわな」
ボーナス回数は…
BIG10のREG5。
「うわ〜、増えてる増えてる」
ドル箱は…カラ。
「あれ?」
総ゲーム数は…
4500G。
「あれ?あれ?」
あわてて計算しました。
私が打っていた時、設定8くらいだったボーナス確率が、設定1まで急降下しているのです!
か、神さま!
ありがとうございました!
今回は、私の過去の転勤先のひとつ、山梨県での出来事でした。
ちなみに、今では仕事をサボって打ちに行くことはしていません。(笑)
私の駄文を楽しみにしてくれていた方がいると知って嬉しかったです!
ありがとうございますビタさん!
往年のパチンコ屋について語り合いたいですね。(笑)
小ネタ&パチンコネタですが…
次回予告!
ちょっと復活?パチスロ昔話!
「健介の大サービス」。
お楽しみに(笑)
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