アナザーゴッド〜間違えられたハーデスver〜 [ 2014/8/30 ] |
先日、友人Aが「打てる台がない」とホールを徘徊していたので、なんとなく牙狼に誘ってみました。
すると、
「玉なんか弾くか。 俺は第三停止押してる時が一番輝いちょっちゃが!」
という方言混じりの格好よすぎる名言が飛び出します。
思わず出た言葉は、『お前はピエロか』。
とりあえずツッコミを入れたものの、最近の“気合でパチかアナゴを回す”という日々を反省し、もう一度スロットと向き合ってじっくり立ち回ってみよう。
そう心に誓ったこの夏です。
というわけで、今回はその誓いも虚しく友人Bとアナゴを回しにいったお話。
ある日、基本玉しか回さない友人Bが「ちょっとスロット回してみたいんだけど、何か面白い台ない?」と尋ねてきた。
半分適当に、半分真剣に「ゴッドのハーデスがいいよ」と返事。
以前、『初心者におススメ!目押し不要!ミリオンゴッド』というポスターを見たことがある。
あのポスターには悪意しか感じられなかったが、私は別に「スロットに不慣れな友人を陥れよう」などとは考えていない。
後日、並んでアナゴに座ることになった。
とりあえず奇数が揃えばいいこと、出た数字の語呂合わせでモード予測を立てること、GODが揃えば一緒に寿司を食べに行くこと。
簡単にそれだけ説明をして、お互いリールを回しにかかる。
友B 「お! 来た。 見てこれ、当たっちょっくね?」
ビギナーズラックというやつだろうか。
遊戯を開始して数分だというのにもう歓喜の声をあげている。
ジョニ 「おー! おぉ? 何が来た? 当たってないよ。」
友B 「俺の車のナンバーよ、これは当たっちょっやろー」
軽くチョップを食らわせ、説明書の大まかなチャンス目を把握させる。
友B 「これはあったやろ? 富士山(243)」
ジョニ 「いや〜、223だったらいいんだけど…」
友B 「なんでやな。 2より4をジにした方が自然やろーが」
なぜか文句を言われる私。
またしばらくしてヤツははしゃぎ始める。
友B 「来たー! ここいち(551)」
ジョニ 「ない!」
友B 「今度はどうよ、こころ(556)」
ジョニ 「違う!」
友B 「あ、じゃぁ〜、小五郎(556)」
ジョニ 「そういう問題じゃない!」
ここで2発目のチョップを食らわせる。
友B 「えー。 じゃぁ次は、ご…ご…ごぁ!?」
当選時のウーハーバリバリの効果音にケツを浮かせる友人B。
その後も図柄が変動するごとに無理矢理語呂合わせを作っていく友人B。
それ当たってるんじゃないの?と、私の台の語呂合わせを考えて惑わせてくる友人B。
115(いいこ)
117(いいなぁ)
156(イチコロ)
213(兄さん)
326(サブロー)
314(円周率)
567(コロナ)
812(ハイジ)
856(弥五郎)
・・・etc
次の日、仕事帰りにいつものホールへゴッドを打ちに行く。
遊戯開始から投資わずか1Kで軽くフリーズする私の体。
液晶に並んだ数字は愛車のナンバー。
私にはもうアナザーゴッドのことがわかりません。
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