タッグバトル演出に発展、相手は超人師弟コンビだ。
がんばれキン肉マン、ロビンの仮面を剥がしてケケケと笑ってやれ。(※そんな演出はありません)
《キン肉マン 「ぉうわっ」》
負けんのかよ!
《火事場のクソ力モード》
もうモード移行はやめろォ!
普通に当たれ!
《キン肉マン 「火事場のクソ力ーっ!!」》
あ、当たった、前言撤回、火事場のクソ力モード大好き!
アツい手の平返し、もう当たればなんでもいい!
そして準備画面で40枚も減った、コンチクショウ!
《ゴー ゴー マッスル!》
お、でもこのリール停止毎にコールが入るAT突入演出はいいね、期待が高まる!
AT中は約1/40で成立するバトル目(逆押し上段ベルハズレ)成立で超人タッグバトルに発展する、上乗せ抽選もあるが基本的には終了のピンチ。
つまりはバトル目を成立させずにいれば永遠にAT状態だ、永遠には無理だろうけど60Gくらいはがんばって欲しい。
《5 G 目 バ ト ル 目 成 立》
ド畜生!
なんて残虐ファイトだよ!
初期のラーメンマンか!
ええいなんとか頑張れ!
《拳ボタンを押せ》
おおっ、逆転チャンスだ!
――ロングホーントレイン!
うん、煽りも過剰なものは基本的に好きじゃないけれど、プロレス的な演出と相まってこの機種の演出はいい具合にマッチしている。
そこから200G、バトル目成立無しで400枚程獲得に成功。
来てる!
今日はやれる日だ!
さらにタッグ役成立で魔界リングを経て『炎のキン肉マン』が流れる。
継続確定だ!
オマエは残虐超人なんかじゃない、立派なモンゴルマンだよ!
数ゲーム後にバトル目成立から四次元殺法コンビとのバトル、当然勝利。
よぉし、上乗せ特化の『ガガガGUTSボーナス』に入れ!
……入らん!
まぁ勝ってるからよし!
そこからなんやかんやあって。
AT突入画面にカメハメ&ドクターボンベ登場!(設定3以上確定)
でも写真は無い、ヤツらすぐ消えちゃうからチクショウ!
ナイスだ! へのつっぱりはいらんですよ!
《23Gバトル目》
《9Gバトル目》
《13Gバトル目》
1446枚獲得終了。
オイぃ!?
まぁ、枚数的なインパクトはそこそこながら、AT中はかなり楽しめました。
特に原作ファンは、各種演出や新規アニメが楽しめるので一度は触れて欲しいと思います。
ただハッキリ言うと、通常時はちぐはぐな展開に苦しむことも多く、いざATに入っても直後にバトル目引いて獲得数十枚終了、なんて流れを体験すると一発で嫌いになりそうな気もします。
良くも悪くも、内部モードはそこまで強い要素ではなく、いかにタッグ役をひけるかという部分にかかっているので、
「一発にかけたいけれど、投資やモード示唆にズルズルとひっぱられたくない」
という人には合う機種だと思います、個人的には好きです。
また、AT突入画面だけでなく通常時にも設定示唆演出(AT突入画面にキン肉マン単独)(ガチャから悪魔将軍出現)等があるため、「全台系や強い日に、周囲の状況からも高設定の判別ができる台を」という勝率重視の方も狙いやすい機種だと感じています。
難しいことはよくわからないけれど、ちょっと触ってみたいという人には、400G、800G手前の台を魔界ステージ終了まで、900G以上の台を天井まで、といった限度を定めて遊べば大きく火傷することは無いと思います。
ライバルも少な目なので、特に400手前の回転数はそこそこ拾えるのではないでしょうか。
演出も法則性があるので、興味が持てれば調べてみれば面白いと思います。
私の周囲では、まだまだ絆や凱旋が大人気で、アクロス系にも固定客が集中、稼動が落ち着いている北斗修羅やまどまぎ2の高設定らしき台に、午後から座る事も可能な状況です。
言うまでもなく一番大切なのは、新基準機に設定を使ってくれる店を見つけること。
ホール状況として新基準機コーナーもある程度のスペースがあり、粘っている人が何人かいるならば期待してもいいかもしれません。
逆に新基準機はダメだと早々に減台して、あきらめてしまっているホールも存在するので、そのあたりの見極めは必要ですね。
近々、またパチンコ・パチスロの環境も変わるという話が出ています。
繰り返された規定・規制変更によって、もうパチスロは20年前とは別の遊技ともいえます。
もちろん時代に合わせて変わっていく事は必要ですし、モーニング仕込みや爆裂AT機の時代が理想だとも思っていません。
今回はライバルの少ない新基準機で、負けるリスクを減らす立ち回りを考える良い機会でした。
私の行くホールにおいて、キン肉マンは前々作程の人気はありません。
過去の評判がたたったのか、新基準という時代に泣かされたのか、人もまばらな新基準機コーナーに入るたびに、少し物悲しい気持ちにもなります。
繰り返される栄枯盛衰の中、どこかで火事場のクソ力をみせる、ファンを驚かせるような機種の登場に期待したいと思う、紳士な私の思い出。
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