[3]来店イベントに潜む罠 [ 2016/5/10 ] |
■ 自信をもって発表したい ■
現代日本の人々は自信が無いと言われている。
新しいことにチャレンジしたり、公の場で何かを発表する事に尻込みしてしまう。
やり直しが効きづらい社会や、リスク回避を重要視する教育の産物であって、それは必ずしも悪いことでは無いのだが、情報化社会と組み合わさった結果、目立つヤツにはアンチが出現して、何か失敗すると途端に袋叩きに遭うといった光景が繰り返された。
これは明確に、現代日本における負の側面だと思う。
結果、学生の就職希望は公務員が1位になり、会社勤めをしても出世や調和に無関心で。
開眼チャレンジは「安定」一択であり。
「やってみた」「歌ってみた」が動画サイトに投稿され、体調不良もあって下手ですけどよかったら「いいね」押してくださいと事前に言い訳を並べ。
下の割が高いからと低設定丸出しのHANABIに着席し。
「わたしの顔まじぶさいく、つらい」とがっつりキメ顔で自撮り写真をアップして。
「本当にぶさいくだね」とコメントされるとマジギレする。
時折そういったトラブルから事件に発展してしまう世の中なので、「みんな自信をもて!富士山だ!」と熱血元テニス選手のようにキレイにまとめることは出来ない。
けれど、弱いのはみんな同じだ。
作り手も受け手も、愛のある対応ができる世の中になって欲しいと願う。
そう思った私は先日、「自信とはこういうものだ」と示すために、印籠チャンス裏挑戦しばりを決行。
結果として7連続上乗せ無しの「無」になって、「黄門ちゃままじ鬼畜、つらい」とSNSに投稿した。
そうしたら友人から「この時期黄門打つヤツの頭が「無」だろw」とコメントされてマジギレしたんだけど。
■ コメント活用のススメ ■
私は記事内容について、第7回の記事で「どうしても読みたくないという人は避けて欲しい」ということを書きましたが、後から考えると少々意図が伝わりにくかったし、上から目線ととられても仕方なかったなと反省しておりました。
改めて言うと、「つまらない」と思ったらそこは正直に評価していただいていいと思います。
強がりとかじゃなく、読んでそう評価されたなら書き手として受け止めたいんですよ。
伝わりにくいと言えば、記事を書いていると時折やってしまうのですが、ついついマニアック過ぎる方向に走ったり、楽屋オチに寄りすぎてしまうことがあります。
書き手としてはより多くの人に楽しんでもらうためにも、バランスの良い内容を心掛けたいものです。
昨年9月にあったクランキー氏による枠上のライター陣飲み会記事なんかは、サイト内部の話でありつつ、楽しく人となりがわかって個人的には大好きなんですけどね。
それにしても、読者ライターという立ち位置をいただいて改めて感じるのは、定期的にまとまった文章を書き上げるのってすごいな、ってことなんですよ。
私は締め切りもない気楽な立場で、気が向いたら書くという、週刊連載の枠には縛られない画期的なハンター漫画みたいな自由さですが、一週間毎に新しい内容の記事を書くことって本当に大変だと思います。
ライター陣の方々は、市場性や流行の機種を考慮して執筆されてますからね、
そりゃ男爵も楽しみで、F5キーが壊れるんじゃないかってほど「更新」押しますよ。
「記事が更新されていたので読んでみたらイマイチな内容だった」
そういうこともあると思います。
そんな時はコメント欄が活きる時ですよ、書いている人はみんな見てますからね。
「こういう記事が読みたい」
「ここの詳細を記載してほしい」
という具合に具体的に書けば、要望を聞いてもらえる可能性はかなり高いです。
二見氏は一問一答コーナーもありますし。
実はこれってすごいことなんですよ。
ネット社会と言われる現在も、作り手に手軽に直接意見が届く環境は限られています。
少年誌に「このマンガつまんない」って送るのも、葉書の郵送料がかかります。
webコンテンツでも「面白かった」ボタンはあっても、具体的なコメントは承認制だったりもしますし。
ネットの掲示板に書いても届いているかはわかりませんからね。
まだコメントしたこと無いという人も、是非活用していただきたいと思います。
ただ一つ。
コメント欄は出された作品を評価する場であって、人格否定まがいの攻撃性を混ぜる必要はありません。
「読者様に指図するのか」と思われる方もいるかもしれませんが、私はここだけは明確に言いたいです。
あるいは「俺の方がもっと面白い記事を書ける」という方は、是非読者投稿コーナーに投稿するべきです。
みんな楽しい記事を待ってます。
きっかけは何でもいいんです。
「伝えたい事がある」でも「不甲斐ないライター陣の席を奪いに行く」でも。
専属ライター募集も続けられているので、門は開かれていますよ。
私は、『立ち回り講座』はパチスロが好きな人・楽しみたい人・勝ちたい人が集まるサイトだと思っています。
手ひどく負けることもあるし、明るいニュースも少ない世界です。
いつも上機嫌でいることは不可能でしょう。
ただ、その業界の明日をつくるのは打ち手であり、このサイトに集まる人々です。
現在書き手の方々は、業界ライターのお二人を含め打ち手側の人間だと思います。
もっとクオリティを高めろと求めるのであれば、是非作り手へのアドバイスをお願いします。
もしくはご自身で変えていってほしいのです。
私は他のライターさんとの交流はありませんし、どういう気持ちかはわかりません。
ひょっとしたら「男爵全然わかってねぇよハゲ」と言われてしまうかもしれません。
でも、そういう視点で記事を楽しめれば、諸兄のパチスロライフはもっと楽しくなるのではないでしょうか。
管理人でも無いのにちょっと語ってしまいました。
もちろん反対意見もあると思います、それらを含め是非ご意見お寄せ下さい。
まずは、私自身の記事のクオリティを上げなければいけませんね。
次回からは何事もなかったように普通に記事を書きます。
それでは諸兄、御機嫌よう。
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