[6]パチスロ昔話〜万枚編+α〜 [ 2019/9/21 ] |
【第5話 : 2匹目のドジョウを狙って】
時は4号機末期。
過激すぎる出玉にメスが入ったのか、各メーカーからは比較的おとなし目の機種がリリースされていました。
おとなし目といってもそこは4号機。
あくまでも“比較的”でした。
そんなある日の事。
この日は嫁の実家でお泊り。
翌日、嫁と義両親は朝から買い物に行くとの事でした。
先述しましたが、当時から私はオシャレには全く興味がありませんでしたので、洋服等を買うのには悩んだりせず、サイズさえ合えばアッサリ決めるタイプ。
その反面、嫁は色々と比較し決めるタイプ。
まぁ、嫁に限らず世の方々の大半はそうだと思います。
ですので、私が嫁の買い物に同行すると、ヒマでヒマで仕方がありません。
嫁も私のそんな声なきプレッシャーを感じたのか「アンタと買い物行ったらゆっくり選ばれへんから来んとって」と言うようになりました。
晩ごはんは義両親と食べる約束をしていましたので、私は夜までタップリ時間があります。
となると、やるコトは一つ。
スロットです。
幸いにも、嫁の実家は大阪の繁華街と目と鼻の先。
パーラーは徒歩圏内に何軒でもあります。
時間は午前9時を回った所でしたので、10時の開店を目指しウロウロ。
その中で、私の目に留まった一つの看板。
その内容は「○月○日」新台入れ替えなるモノでした。
入れ替え日付は前日。
つまり、本日は新台入れ替え2日目。
しかも、近隣では優良とウワサされる某地方チェーン店。
ちなみに、こちらの某地方チェーン店は後にマイパとなる店と同じチェーン店です(今回とは別店舗が後のマイパ)。
新台は初代『番長』。
一世を風靡した『吉宗』の後継機として話題になった機種です。
こちらも説明は不要ですね。
この時期、『番長』は最新台中の最新台。
もちろん私は打ったコトはありません。
並んでいる人数はこの時点で20人程(並び順入場)。
『番長』が何台導入されているかが分かりませんので、座れるかは不明でしたが取り敢えず最後尾に並びます。
程無く開店時間となりなだれ込む人々。
『番長』コーナーに向かうと、なんと1台のみ空き台が。
すぐさま確保。
・・・するのですが、昨日のデータを見てナゼ唯一の空き台であったのかそのナゾが解けました。
ボーナス回数がB・R共に30回を越えているのです。
『番長』はストック機です。
この日は入れ替え2日目。
他の方はストック切れだと思ってこの台を避けたのでしょう。
しかし、私は全く同じシチュエーションを経験したコトがあります。
【第2話】での経験です。
違うのは機種とパーラーのみ。
【第2話】で登場したN店は優良店でしたが、今回訪れたパーラーも近隣では最も優良店とウワサされている店。
私は迷うコト無く確保し、サンドにお札を投入しました。
すると我が『番長』がやってくれました。
天井(1280G)一直線。
しかも、出て来たボーナスはREG。
それを×2。
そうなんです。
朝イチから天井バケが2回ループしたのです。
その後少し回すもノーボーナス。
他の台を何台か打って、屍の様に店を後に。
これが、私の一日での最高負け額。
額にして9万円強だったと思います。
今後、この個人記録は破られる事はないと思います。
てか、破りたくない。
まぁ、現在の私は低貸しメインですので破られないでしょうね(笑)。
〜当日その後談〜
そんなワケで午後3時にはスッカラカンになって何も出来ません。
仕方なしに嫁の買い物の荷物持ちでもしようと嫁に電話しました。
同じヒマでもボーっとしているよりは良いと思ったからです。
私 「今ドコにおんの?」
嫁 「○○○(店名)」
私 「じゃぁ、今からソッチに行くわ。 荷物持つし。」
嫁 「来んで良い!!」
と電話をブツリ。
イヤ、断るにしても断り方ってあると思いません?
何も、電話をブッツリ切るコトは無いと思うのですケドねぇ〜。
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