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読者ライター【ビタ】の記事69


[4]ビタのパチスロ昔話〜色々編(パチンコ多め)〜 [ 2019/7/24 ]

【第4話 : 11番台争奪戦】

またしてもP店でのお話です。
第3話より少し前の時期で、私が勝ちにこだわり羽根モノばかり打っていた時期です。

当時のP店での羽根モノコーナーには、ナワバリ的なモノがありました。
P店の羽根モノ打ちは、ほぼ決まった機種でしか打たなかったのです。

と言っても、ナワバリを侵したからといって、モメたりする事はありません。
それどころか、自分のナワバリに優良台が無ければ他のナワバリの人が良く声を掛けてきてくれました。
「“アキ”台があるから兄ちゃん打ち。」と。

もちろん、逆も然り。

声を掛けた人は自分の打つ台はすでに確保しています。
この頃の羽根モノは波も穏やかでしたので、皆さんギラギラする事はなかったのでしょう。

P店の常連の羽根モノ打ちの方々には不思議な一体感がありました。


しかし、私を含めた常連の羽根モノ打ちには暗黙の了解もありました。

それは、「11番台は出来るダケ打たない。」でした。

機種は初代の『マジックカーペット』。

出来るダケですので、当然打つ事もあります。
それはクギが「通常の“アキ”」だった場合のみ。

実はこちらの11番台。
どんなにクギを閉めても、“ある打ち方”をすると出てしまうのです。
毎日必ず打ち止めしてしまうのですね。

もちろん、“ある打ち方”は私を含めた常連の一部しか知りません。
常連が“ある打ち方”をし、毎日打ち止めすれば店も当然怪しむでしょう。
どんなにクギを閉めても出てしまうのですから。

そうなってしまうと、真っ先に外されてしまう可能性が高い。
となれば、『マジックカーペット』をナワバリとしている方は打てなくなってしまいます。

それを避ける為に、店が11番台を出す気がある時(=クギが通常の“アキ”の時)のみにしか打たなかったのです。

ちなみに、私のナワバリは初代の『ビッグシューター』でした。


その“ある打ち方”とは、実に単純で右打ちすると言うモノ。

右打ちと言ってもゴム打ち(目いっぱい打つ事)ではありません。
右側の谷クギを狙う打ち方です。

P店のクギ調整はほぼナキのみ(ヘソ&落とし)。
ヨリに関してはほぼ未調整だったのです。

ですので、優良台の見極めは主にヘソ。
補助的に落としと、実に読み易い。
その読み易さ故に、P店が優良店である証だと当時は思っていました。


皆様はここで、「11番台は右側のナキの調整はしていないのでは?」と思われるでしょう。

ですが、そうでは無いのです。

確かに、ヨリに関してはほぼ放ったらかしですが、ナキはちゃんと右側も調整しています。
クギが渋くても11番台が打ち止めになってしまう理由は、役物に強烈なクセがあったからです。
その強烈なクセとは、右側の羽根で拾った玉は100%大当たりしてしまうのです。

その影響からか、左側で拾った玉は若干大当たりしにくくなっています。

ナキがどんなに悪くても、1度もヘソや落としに入賞しないなんて事はありえません。

チャンスは少ないですが、羽根が右から玉を拾えば確実に大当たり。

欠点は初期投資も少々掛かり、打ち止めまでの時間効率も悪い事。
ですが、勝ち額は少ないものの、確実に勝つ事ができたのです。


そんなある日の事。

休日のこの日、私は朝イチからP店の開店待ちへ。
てか、P店へは休日しか訪れませんでした。
羽根モノを打つには時間が必要ですので、朝イチから訪れる為にですね。

【第3話】でも触れましたが、P店は打つ機種によって入場口が分かれていて、開店5分前には入場を許可してくれます。

私は羽根モノの入場口へ。
他コーナーであれば、我先にとお客は入場するのですが、羽根モノコーナーだけはそうではありませんでした。
やはり、不思議な一体感の恩恵なのでしょう。
そんな雰囲気が私は好きでした。

ところが、この日は羽根モノコーナーに並んでいた常連の方達が我先にと入場。
私はその理由が分からず流されるままに。

羽根モノのシマに着くと、なんと11番台の争奪戦が勃発中。
常連の方達による、です。

その後、11番台を確保出来なかった他の常連の方達は、クギを見ることすらなくシマを出ていきました。
私の頭は「???」の連続。

あれだけ11番台を打たない様にしていた常連の方達がナゼ奪い合うのかも分かりませんでしたし、何より他の台のクギすら見なかった事に、です。


私は取り敢えず『ビッグシューター』のクギを見て回りました。
ですが“アキ”は一つもナシ。

仕方無く他の羽根モノのクギを見て回るのですが、こちらも“アキ”台は一つもナシ。
見落としかもと思い、再度見て回るもやはり“アキ”台はナシ。

そんな私の姿を見かねたのか、羽根モノの常連の方が私に声を掛けてくれました。

「○月○日新装やから、“アキ”台なんて無いで。」と。

P店は間違いなく優良店です。
近隣では頭一つか二つ抜き出るくらいに。

そんな優良店でも、新装開店前は別なのでしょう。
ここ数日、羽根モノのクギは全台閉まったままだったそうです。

クギが閉まったままと言うのは、その機種が入れ替えの対象である事を意味します。
即ち、羽根モノは全台入れ替えが決まっていたのですね。

クギが閉まっていても出る台&『マジックカーペット』が入れ替わる=以降P店では打てなくなると言う理由で11番台の争奪戦が始まったのだと思います。


その後の入れ替えで、羽根モノの台数は半分に。
この頃より、パチンコはより高射幸の機種へと変わりつつある時期でした。

今となっては、繁栄から衰退へ至る道へのスタートラインだったのでは?と個人的には思います。


以上、11番台の争奪戦から、業界の繁栄から衰退へのスタートラインを見た様な気がしたお話でした。

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