[1]ビタのパチスロ昔話〜ビタ、出禁を免れる〜 [ 2016/12/15 ] |
私のマイパーラーは某地方チェーン店
パチスロ6枚交換
皆様、毎度ありがとうございます、ビタでございます。
先日、友人のKからLINEの招待状が届いたんです。
こちらのK、私とは30年来の友人です。
ですが、かれこれ10年以上は顔を合わせていません。
私が「久しぶり〜。元気にしてる?」とメッセージを入れると、「元気やで!久しぶりやな。」と返事がありました。
何かのゲームをインストールすると、データが全て消えてしまったので、招待状を送ったとの事。
再会の約束をし、その日のメッセージの交換は終わりました。
私は、あまりの懐かしさに物思いに耽っていました。
「昔は毎週会ってたのになぁ。」
「ほぼ毎週パチンコ屋に朝イチから行ってたな。」
「確か、実家近くのK会館。」
「あの店まだあるのかな?」
「『シャトル21』って台ばっか打ってたなぁ。」
「スロットは確か『バニーガール』(2号機)やったな。」
「で、『リノ』に入れ替わって……」
「??? んん……」
「『リノ』!!!」
私が5号機最高傑作と銘打った『リノ』。
その『リノ』の元祖とでも言うべき3号機『リノ』。
30年来の友人K。
そして、新旧『リノ』。
この3つが、混濁していた記憶を全て繋げてくれました。
そこで、今回は久々に昔話をお送りしたいと思います。
なにぶん古い記憶ですので、多少の違いはあるかと思いますがご了承下さい。
私が初めて触ったパチスロは2号機の『ウィンクル』と言う機種。
ボーナス絵柄がビタ止まりでテンパイすればボーナス確定。(中段はNG。稀に揃うことアリ)
ベル成立の次ゲームにフルーツの集中(以後フルーツ)抽選など。
シンプルでいて奥深いゲーム性にハマり、当時は良く打っていました。
そして、こちらの『ウィンクル』と言う機種。
“目押しインジケーター”なるモノを搭載していたのです。
当時は目押しなんて一切出来ませんでしたので、この機能があるが故に『ウィンクル』を好んで打っていたのも理由の一つでした。
私はこちらの『ウィンクル』で目押しをマスターしたのです。
目押しをマスターすれば、他の機種でその技術を試したくなるもの。
そこで目を付けたのが、K会館の『バニーガール』(2号機)でした。
『バニーガール』と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが、BIGが揃った瞬間のファンファーレ。
とにかく音がデカイ。
ジャグラーシリーズでの「ガコッ」音でケツが浮く等の話を良くききますが、『バニーガール』のファンファーレはそんなレベルではありません。
隣のシマはもちろん、入り口近くであれば店外でも聞こえてくるレベルです。
ケツが浮くどころか、イスから転げ落ちる。
ご年配の方であれば、心臓が止まるのでは?と思えるぐらいでした。
『バニーガール』での出玉の増やし方は『ウィンクル』とほぼ同じ。
ボーナスメインで、フルーツはオマケ的な存在。
ですが、フルーツの中身は少し違っていました。
『ウィンクル』の場合、フルーツのゲーム数は1種類でした。(60G)
フルーツ中にBIGが成立すればパンクします。(成立した時点でパンク)
(※REGではパンクしない)
『バニーガール』の場合、フルーツは5Gと60Gの2種類。
60Gが選択されると150〜160枚程(だった記憶が…)の出玉が見込めます。
5Gが選択されるとガツカリですね。
『ウィンクル』との大きな違いは、フルーツ中にボーナスが成立しただけではフルーツはパンクしない事。
ボーナス絵柄を揃えて初めてパンクするのです。
ここで、重要となってくるのが目押し。
60Gフルーツ中にボーナスが成立すれば、ボーナス絵柄を“外す”事でフルーツを全て消化出来るのです。
私が、パチスロで初めて攻略法なる物を使用した瞬間でした。
(攻略誌ではフルーツ延命打法と紹介されていました)
K会館は、お世辞にも優良店とは言い難い店。
ですが、『バニーガール』を打つ為によく通っていました。
それと、K会館には名物店員がいたんです。
当時は、デジパチや一発台はもちろん、パチスロでBIGがスタートすれば全てアナウンスされていました。
シマ担当の店員が「○○番台大当たりスタート」みたいな感じでアナウンスします。
通常は、そのアナウンスに対し「○○番台大当たりおめでとうございます。ジャンジャンバリバリお出し下さい。」との煽りのアナウンスがカウンターから返ってきます。
ですが、その名物店員の場合、「○○番台大当たりスタート」のアナウンスに対し、「ヨッッシャーー!」と叫ぶのみ。
その言動とガッシリとした体格。
パンチパーマにつり目のその風貌は、仲間内で『テンリュー』と呼んでいました。
黄色いブーツが良く似合いそうだったんです。(笑)
見た目はかなりの強面でしたが、テンリューの「ヨッッシャーー!」の叫び声を聞いては爆笑していました。
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