[3]ビタのパチスロ昔話〜ビタ、出禁を免れる〜 [ 2016/12/15 ] |
私は「ヤバイッ!」と思いました。
攻略法を使用しているのを見られ、事務所行きは濃厚だと思ったからです。
ですが、店内のドコを見渡しても“1枚掛け禁止”や“変則打ち禁止”等の張り紙はありません。
しかも、それを匂わす放送も一切ありませんでしたので、私は開き直り、Kと共に店員について行きました。
もし攻略法を使用した事を咎められても、その事を強調するつもりだったからです。
案の定事務所へ入って行く店員。
私達も続いて事務所へ。
すると、中にはテンリューが。
私達はビビりました。
テンリューは機嫌が悪いのか、スゴイ形相で私達を睨みつけています。
張り紙や店内放送の事を強調しても、聞く耳は持たないと感じました。
テンリュー「何やそいつら! どないしてん?」
店員 「いや、1枚掛けしてたんです。」
テンリュー 「1枚掛け? なんやそれ?」
店員 「パチスロです。」
テンリュー 「お前ら、ホンマか!?」
私&K 「………。」
店員 「ホンマです。」
テンリュー 「で、パチスロで1枚掛けしたらアカンのか?」
テンリューは攻略法を知らないのか、店員に向かいこう尋ねました。
店員 「いっ、いえアカン事は無いですけど、その…連チャンが…。」
テンリュー 「それやったら、かまへんやないか。 他の客に迷惑掛けてへんのやろ?」
私&K 「?????」
店員 「まぁ…はい……。」
テンリュー 「おぅ! お前ら!」
私&K 「は、はいっ」
テンリュー 「バンバン出せよ! その代わり周りには迷惑かけんなよ。」
K 「えっ! は、はい分かりました。」
なんとテンリューのおかげで無罪放免。
テンリューがK会館で、どれほどの地位であったのかは分かりません。
ですが、それは1枚掛け攻略の黙認を意味します。
私達は台に戻り、再び打ち始めました。
Kはバンバン連チャンし、完全にハマッた分を取り返した模様。
私は相変わらずBIGが引けず悪戦苦闘。
そんな折、テンリューが私の元に訪れ、耳元で囁きました。
テンリュー 「お前ら、俺がおらん時に1枚掛けするなよ。」
私 「えっ!!」
テンリュー 「出入り禁止になんぞ。」
私 「わ、わかりました。 スミマセン。」
K 「?? どないしたん? 何言われた?」
私 「テンリューがおらん時に攻略法使うなって。 じゃないと出禁になるって。」
K 「そうなん!?」
私 「うん。 多分攻略法知ってるんやけど、見逃してくれてたんとちゃうかな?」
K 「マジで!!」
私 「俺、もうヤメて羽根モノでも打ってくるわ。 お前も程々にした方がえぇんちゃう?」
K 「そうやな、もう浮いてるし(+収支)、次からは3枚掛けにするわ。」
私 「そうやな。」
私の推測ですが、テンリューは全てを分かっていながら攻略法を黙認していたのだと思います。
恐らく、常連客を大事にする方だったのでしょう。
周りのお客に迷惑を掛けたりしない限り、容認していたのだと思います。
見た目はかなり怖いのですが、実は懐の大きな方だったんだと今は思えます。
以後私は『Bリノ』を打つのを控える様になりました。
ここまで読んで下さって、スルドイ方は疑問に思った事があるのでは無いかと思います。
そう、果たして私は1枚掛け攻略法を使用したのか?ということを。
そうなんです。
実はこちらの攻略法、私は1度も使用していません。
使用する場面を、一切与えてもらって無いんですね。
即ち、『Bリノ』では1度もBIGを引いていません。
かなり負けました。
ですので、記憶からデリートしていたんでしょう。
マッタク。
Kのヤツめ。
ヤな事思い出させやがって。(笑)
今回は以上とさせて頂きます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
≪岡山への道〜Road to OKAYAMA〜≫
「『リノ』で“出した”分で岡山に行こう!」に端を発したこの企画。
『リノ』のみで“出した”分では無く、『山佐』の機種全般へ変更となりました。
今回打った『山佐』の機種は……

『ニューパルサーデラックス』
ボーナス合算1/128で空き台になっていました。
投資200枚程で。
ケロケロ♪
クレジット内で。
1確!!
さらには。
ゲチェナ!!
などなど。
最終獲得枚数は……
610枚。
少なっ!!
ピンボケ具合から疲労度が伺えます。
序盤のボーナス連打で合算が1/117まで上昇したのですが、終盤の600Gハマりで流しました。
●岡山までの残り枚数 : 19390枚。
●現在地 : 兵庫県明石市ぐらいかな?
(C)YAMASA
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