[2]点滅編2〜ハナを借りるぜぇっ!〜 [ 2015/5/9 ] |
グチョリ氏は、会社で唯一スロ話ができる人だが、部署が違うこともあり、あまり頻繁には話はしない。
たまに喫煙所で、周りにあまり人がいない時に話すぐらいである。
そしてたまたま前日グチョリ氏に私は、沖ドキが面白いということと、明日どこどこのホールに朝イチから行くと伝えていたのである。(別に誘ったわけではない)
ちなみにグチョリ氏とホールで一緒になったのは初めてだった。
彼は基本10円スロッター、私は20円スロッターなので、住むホールが違うのである。
彼が言うには、私があまりに熱弁したために、沖ドキがどんなものか打ちにきたらしい。
ちなみに私の住んでいる地域では、低貸しに沖ドキはまだほとんど入っていない。
で、下記のような形で、二人仲良く並んで稼働リスタート。
(◎=私 ●=グチョリ氏 ○=空き台or他の人)
○○○○◎●○○○
…私の台は何事もなく、200ゲーム到達。(10kロスト)
グチョリ氏は数十ゲームでチカらせ、天国中。
そこで私は、40ゲームほどでヤメられている左隣へ一つ席を移動。
○○○◎○●○○○
…何事もなく、200ゲーム到達。(8kロスト)
グチョリ氏は天国を抜け、70ゲームで引き戻し、また天国。
そこで、彼の台の右隣に移動。
○○○○○●◎○○
その台は朝イチ80ゲームくらいで当り、その後150ゲームくらいでまた当って、200ゲーム手前で放置中。
チャンスモードで当っているならば、現在モードBのハズ…。
しばらく打って400ゲーム過ぎで当たり。
痛恨の天国抜け。
でもしばらく打つ。
でも数百ゲーム回して一度も共通ベルは出なかった。
どーせ1でしょと思いヤメ。(17kロスト)
その間、グチョリ氏は天国で出たり、抜けてちょいしたら当ってを繰り返し、1500枚ほど。
私はすでに−35kの負債を背負い、ヤメたかったのだが、彼に面白いと熱弁した手前、先にヤメたくない。
というより、大連荘を見せつけたい…。
二つ右の角台へ移動。
この台も朝イチ80ゲームほどで当り、165ゲームで放置。
ちなみにグチョリ氏の台も連荘が終わり、ダラダラはまっていたので、先ほどまで私が打っていた台を彼に勧めておいた。
朝イチ当たり、さらに当たりを2回重ねているので、モードBの可能性はある…と。
素直にグチョリ氏移動。
○○○○○○●○◎
とにかく打つ。
グチョリ氏はすっかり出玉を飲ませて追加投資をしたところで当たり。
そして天国にブチ込む。
……グチョリの野郎…ッ!!
私はそれを横目に15kをストレートで飲まれたところで、持ち金が底を尽いた。
私は普段パチスロを打つときはだいたい50kを財布に入れている。
すなわち現在−50k。
しかしこの台の共通ベルは驚きの1/60。(300回転ちょっと)
……、ATMチャーンス!!
「パチンコ・パチスロは、適度に楽しむ遊びです」(一旦CM)
そしてATMから帰って来ると、まだ連荘させているグチョリ氏を羨ましげに見つめながら再開。
すると、グチョリ氏の台がボーナス中に弱チェから、
台 「ヤッター!!」
なんかカナちゃんランプが光るときの音が違うなと思って見ると、ドキドキランプも点灯しておる〜ッ!!
完全にカマを掘られた。
グチョリの野郎!
私の打ってた台でやりやがった。
自分で勧めておきながら、失意と殺意のドス黒い感情が私の心を占めた。
すでに私の投資は55kに達していたのであった。
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