[1]振休の価値は!?〜エヴァンゲリオン〜 [ 2016/1/10 ] |
あけましておめでとうございます。
バルハチです。
今回の前置きコーナー!
僕は仕事の関係で毎月のように関東に出張しています。
そんな出張先で起こったハプニングです。
出張した当日、目的地まで電車移動していると、僕の隣に白人女性が座りました。
年の頃は、20代半ばくらいでしょうか…。
大きなデイバックを抱えています。
数駅過ぎた時、その白人女性に突然、英語で話しかけられました。
そこで僕は、英検4級の実力を遺憾なく発揮し、
バル 「イエス、イエ〜ス、HAHAHA!」
と流暢にお答えしておきました。
僕の答えに満足したのか、白人女性はデイバックを抱えて目を閉じたのです。
…ん?
待てよ。
ビックリしてイエスとか言ったけど、本当は何を聞いてきたのかな?
改めて考えてみると、彼女はおそらく、この電車は成田空港に行きますか?的なことを聞いてきたような…。
慌ててスマフォで調べると、現在の電車は成田空港には行かないことが分かりました。
そこで僕は寝ていた彼女を起こし、再び流暢な英語で説明を試みました。
バル 「This train is no Narita!!」
怪訝な顔を向けられましたが、もう少し文法や単語に気を配って説明すると、なんとなく伝わったみたいです。
あんなマジなテンションの「オーマイガッ!」は初めて聞いたので…。
彼女はジェシーと言うオーストラリア人で、日本にホームステイしていたらしいのです。
そして、この日に自分の国に帰るため、成田から飛行機に乗るということでした。
どうやら電車を間違えて乗っていたみたいですね。
…ここまで皆さんを欺いていました。
申し訳ない。
正直言うと、僕は英語が得意なほうではないです。
しかし異国の地で困っている方を放っておけない…。
僕は勇気を出して、彼女を手助けすることにしました。
とりあえず次の駅で降りて、駅員さんに乗り換え方法聞いて、ジェシーに伝えてみました。
すると搭乗時刻に間に合わないと…。
ちなみにタクシーも聞いてみましたが、それも同じ…。
とにかくなんとかしなければと思った僕は、改札を出て、向かいにあった緑の窓口に入りました。
並んでいた人をかき分け、カウンターまで行くと、
バル 「誰か、英語が話せるスタッフはいますかー!?」
と伝えたのです。
少し待たされてから、英語に堪能なスタッフさんが対応してくれました。
スタッフ 「後は我々に任せて下さい」
と言われ、僕はジェシーに「元気出して」と伝えて、その場を去ろうとしました。
すると、ジェシーが僕をギュッと抱きしめて、サンキューと言って、これをくれたのです。
コアラのキーホルダーのクリップ。
かわいいのかどうか微妙なコアラ…。
でもこれを見る度、勇気を出して良かったな…と思います。
2日後、どうなったのか気になっていた僕は、その緑の窓口を訪ねました。
結局ジェシーは飛行機に乗れず、一旦ホームステイ先に帰ったそうです。
うーむ。
僕が奔走したのは意味があったのか、なかったのか…。
とりあえず僕は英単語帳を買うことにしたのでした。
前置き終わり!
最近思うのだけど、前置き長いよね…。
気を取り直して。
今回は12月の2回目の稼働記事です。
では、ご覧下さい。
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