[3]出会い〜鉄拳3rd〜 [ 2015/10/30 ] |
え〜と、三七氏(仮)の打っている台は…。
大都のジャッカスチーム。
うーん。
打ったことねえや。
隣の台は…?
左隣はリング。(怖いヤツ)
…稼働中。
ならば右隣!
鉄拳3rd!
しかも100G過ぎ!!
……、マジか…!?
いやぁ、鉄拳シリーズは嫌いじゃない。
嫌いじゃないけど、鉄拳3rdはハイエナ専用台過ぎるイメージがあってほぼ打ったことがないのだ。
いやまぁ5スロだし、なんでもいいや!とようやく座る。
すると三七氏(仮)も「おやっ!?」と思ったのか僕を見る。
しばし見つめ合い、目と目で通じ合う♪
そしてどちらからともなく、
三七 「…三七です」
バル 「…バルハチです」
と名乗り合った。
見つめ合い、なんだかドギマギするいい年の男性2人…。
ハイ!
待ち合わせという目的達成。
じゃあもう鉄拳打たなくていいね!
金愚 「…えん…か…」
バル 「えっ!?」
金愚 「…それでええんか!?」
バル 「いや、突然出てきて、ええんか!?って何が?」
金愚 「お前は誰や? 立ち回り講座の読者ライター、バルハチちゃうんか?」
バル 「いや、そうですけど…」
金愚 「そいつが一旦座った台を目の前にして、打たずに帰る。 それでええんか! バルハチは!!」
バル 「ハッ!!」
心の中で金愚に問われ、大事なものに気づく僕…。
そんな僕の心象など知らず、三七氏から、
三七 「あ、それじゃあ出ましょうか…」
とお声がかかる。
バル 「ッ〜〜! せっかくなんで天国だけ打ちます!」
と遮るバルハチ!
…、
……、
ねえぇぇよおぉぉ!!
100G過ぎてんのに天国なんてねえよぉぉぉ!!
と、心の中で思い、顔が熱くなった。
三七氏も「?」という顔をしながらジャッカスチームに再着席。
もういいや。
なんでもいいや。
1000円だけ打ってやめよ。
1000円をサンドに入れると大量に出てくるコイン。
あ、5スロやった。
若干顔を赤らめながら鉄拳を打つバルハチ。
すると数Gで一直線のチェリー。
すなわち強チェリー。
その数G後、
なんかクマ出てきた。
クライマックスじゃなくて、クマイマックスね。
…って、あれ?アツいんじゃ…?
リアルなクマやで。
ウチにあるシロクマのぬいぐるみ並にリアルやぞ。
センタンの白くまアイスバーで応募して当てたシロクマのぬいぐるみな。
あ、そろそろ白くまのストック切れるわ。
また箱で注文しとこ。
…なんて思いながら演出を見ていると、
あ、クマWIN!
やべえ!
待ち合せという目的はすでに果たしているというのに延長線突入!
早く終われと念じながら急いで回す。
願い届かず。
飛鳥ボーナスゥ!!
やべえ! やべえ!!
コイツはやべえぜ! ダッチ!!
これアレちゃうの!?
時間ない時とかやめたい時に限って爆発するっていうスロッターあるあるちゃうの〜!?
すでに三七氏はコインを使い切って憂いを帯びたミステリアスな瞳で鉄拳を見つめているぅ!
とりあえずジャッカスチームの下皿に僕のコインを突っ込む。
アンタ、ちょっとこれで打っとき!
焦りながら打ち続けるバルハチ。
金愚 「君は神になるつもりかい?」
そうだな、最後は神になるか…なんて考えながら打ち続けた結果、
358枚。
予想を大きく下回る…。
所詮人間は神になれないのです。
金愚 「古代ギリシアの哲学者であるプラトンは現実世界とは『洞窟に映し出されるイデアの影』に過ぎないと断じた。 イデアとは、私たちの精神内界にある『理想的な元型』のことであり、『不完全に生成消滅する現象界へのアンチテーゼ(否定)』でもある。 さらには飛躍するとイデアとは神であるとも言えるだろう。 全知全能である神は、物理的実体をもたないが故に、人間が想起可能なあらゆる『良い属性』を付与することのできる精神内界にある『理想的な元型』と云うことだ。 そうであれば、どのように優れた人間も『個物』であることにより、『普遍』としての『理想的な元型』足り得ないことは自明である。よって我々は神になることは不可能なのだ」
バル 「わっかんねぇよ…」
…バルハチィ〜ズゥム!!(大きい声で)
ふぅ。
これでなんとか誤魔化せたか…。
1Gでコインを落とし、ヤメ。
ということで、19時頃には三七氏と飲み会が開始出来ました。
投資1k。
回収1.9k。
収支+0.9k。
飲み会は、ここで書けないような話もありました。
う〜ん、一言で表すと…、
とにかく楽しかったです!
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