既にご存知の方も多いかもしれませんが、今年の6/5から7/21までの間は、全国的に新台の入れ替えが自粛されます。
その理由は、7/7に洞爺湖サミットが行なわれるから。
一見関係なさそうな「洞爺湖サミット」と「パチ屋の新台入れ替え」。
なぜ洞爺湖でサミットが行なわれるからといって、新台入れ替えが自粛されるのか?
その理由は、「新台入れ替え時には警察の立会いが必要」だから。
サミットは、世界各国の首脳が集まるわけですから、当然警察による治安維持が必須。
よって、ホールの新台入れ替え作業に警察の人手が取られないように、全日遊連が全国のホールに対し自粛を要請しているのです。
ちなみに、一般的な新装開店の流れとしては、
●閉店後に業者&ホール側の人間が新台入れ替え作業を行なう
↓
●翌日の開店前に警察官がやってくる
↓
●警察官が「新台設置の申請書の内容」と「実際に設置されている機種や台数」を確認
↓
●一致すれば、営業許可が与えられる
という感じです。
新台入れ替えは毎週のように各店舗で行なわれているので、その全てに警察官が立会いに向かっていては、かなり人手が取られてしまいます。
警察が洞爺湖サミットでの治安維持に全力を注げるように、全日遊連が配慮したわけです。
また、洞爺湖サミットの主要テーマが環境問題なので、新台入れ替えで発生する産業廃棄物(パチスロ台等)を抑制するという目的も含まれています。
あくまで「自粛」を要請しているだけなので、かまわず新装を行なうホールもあるかもしれませんが・・・・
とはいえややこしい業界なんで、上部組織からの自粛要請となると、ほぼ「命令」に近いような気もします。。
さて、この洞爺湖サミットによる入れ替え自粛についての個人的見解ですが、、、
実は、歓迎だったりします。
このところ、新台の出るペースが早すぎて、既存の機種をじっくりと楽しめない状況ですから。
入れ替えが出来ないことにより、ホールも既存の機種に目を向けざるを得なくなり、それら既存機種を使ってのイベントなどをやってくれたらなぁ、と。。
あとは、出玉的にも好転するんじゃないかと予想しています。
「新台入れ替えが出来ない = 新台入れ替え費用がかからない」となるため、その抑えられた費用分、イベントなどで出玉に還元できるのではないか、と。
「新台が入らない&出玉も渋い」では、鬼のような客離れが発生するだろうということは誰でも気付くでしょう。
希望的観測も込みで、この自粛期間には期待してみたいと思います。
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