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パチスロコラム 第22回 ---2007/6/24---


恐怖!禁断の「5日で800円生活」の巻

今回、コラムというか単なる過去の悲惨な体験談なのですが・・・・・・・・

日記に載せてもよかったのですが、スーパー長くなってしまったのでコラムの方で掲載することに。。
「こっちゃ忙しいだゴラァ!」という方は、また後日お読みいただくのが無難かと。。

まあほら、サイト3周年記念の特別コラムということで。。。



クランキー、決意す。

これは、僕が大学2年生の頃の話。
そこまで熱心に追求していたわけではないものの、なんとなくパチスロでの勝ち方をわかってきた時期。

とはいえ、基本的には大学生活を謳歌している真っ最中だったため、そこまでガシガシ打っていませんでした。
収支的にも、平均で毎月4〜5万円程度は浮いている、くらいのかわいいもの。

ありがたいことに、大学1年〜2年の間は、家賃と光熱費が賄えるくらいの仕送りを親からもらっていたため、あとは生活費だけを工面すればなんとかなっていました。
ただただ、両親に感謝あるのみです。。(もちろん現在返済中)


しかし、月に4〜5万というのはあくまで平均の勝ち額。
ヒキの神様のちょっとした気まぐれで、あっさりとマイナスに転じることもあるわけです。
その典型だったのが、忘れもしない大学2年の8月頃・・・・・・

折りしも夏休み中。
この時期の大学生は、基本的にバイトするか遊ぶかしかすることはありません。
しかも、妙に休みの期間が長いというおまけ付き。
時間を持て余す人も多かったはず。

そして僕も、その時間持て余し組の一人。
普段は掴まる友人も、帰省や鬼のバイトシフトにより掴まりづらい状況。

僕も直前までバイトしてたのですが、夏休み前のテスト期間中に休みを取ろうとしたところ、その現場の責任者から「お前はテストとバイトとどっちが大事なんだっ!」という耳を疑うようなセリフを頂戴し、綺麗さっぱり辞めてしまったところ。
必修科目のテスト蹴ってバイトに来る大学生がどこにいる・・・・・・・

そして、不運というのは重なるもの。
時間を持て余さずに済む最後の砦であった当時の彼女が、「あたし、留学してくるから。」と言い残してサクっと韓国へ。
だいぶ前から決まっていたらしいのですが、僕が聞いたのは出発の2時間前という実に素敵なタイミング。
「あいつは本当に彼女なのか」と悩むことしばし。

こうして、スーパーヒマヒマボーイと化した僕。
こうなってくると、もうやることって一つじゃないですか?

「パチ屋に入り浸る」

これしか選択肢がないじゃないですか?(←なんか違う)

時間の埋め方を知らない可哀想な学生クランキーは、こうしてパチ屋に憩いを求め始めたのです。。
そして、「どうせならこの期間に爆勝ちしてやるぜ♪」などとのぼせていたわけです。。



クランキー、奮戦す。

まず僕が目をつけたのは、近所にあった7枚交換のホール。
結構小汚いホールでしたが、7枚だけあって設定状況はかなり良好。

特に、当時アホみたいに打っていた「クランキーコンテスト」の設定状況はゲキアツ。
コンテストは5も6もきっちり判別できるのですが、判別するたびに合格しまくり。
まあ、あの激辛スペックの、しかも7枚のホールなら当然のことなのですが。。

しかし、管理人名として使ってしまうほどクランキーコンテスト大好きっ子な僕としては、7枚だろうが機械割が辛かろうがお構いなし。
もちろん等価の優良店もありましたが、「ちょっと遠いからやだ」という、勝とうとする人間にとってはあるまじき理由で却下してました。。
いや、ほら、この頃はまだまだ中途半端スロッターでしたから・・・・・・

こうして、打つたび打つたび6をツモり、「こりゃいいや〜」と浮かれていたのですが、良かったのはここまで。
そう、勝てないんですよ。 6でも。

前述の通り、この機種は誰もが認めるほどの激辛スペック。
リプレイハズシが完璧にできても充分辛く、仮に目押しが苦手だったとしたら、6でも余裕で機械割100%を下回るというサディスティック仕様。

そんな台なので、6で5連敗とかもザラにある話でした。

「また6なのに負けたよ〜」 「まあ、コンテストだからね〜」 「そうだよな〜」

こんな会話の流れが自然でしたから。

だったらそんな台打つなとか言われそうですが、それでもコンテストに対する愛の方が強かったんですよ。。
当時の僕は、とにかくコンテストで勝ちたかったのだと思います。

が、そんな思いはいつだって空回り。
結局、2万負け、3万負け、2万負け、1万負けという怒涛の4連敗を喰らうことに・・・・・・
最後の負けなんて、まさかの「午前の部での撤退」ですよ・・・・・
我が紙幣が、財布と銀行口座を合わせても残り1万しかなかったので。

そして、驚愕なのがこの時の財布の中の残金。
なんと、800円ポッキリ・・・・・・・・
もちろん口座もすっからかん。
吉牛で特盛(当時650円)を食ったら確実にピヨる額。

迷いました。
最後の1000円を投資する時、かなりの葛藤がありました。
「とりあえずこれをとっとけばカップラーメン9個くらい買えるな・・・・・・」
こんな思いが頭の中をグルグルと駆け回りました。

しかし、「でもこの1000円で右リール枠上赤7とか見れちゃうかも・・・・・・♪」という平和ボケかました思考から、わりとさっくりラスト紙幣を投入。
当然何も起こらずノーマネーでフィニッシュ。



クランキー、決意す。

いやぁ、震えましたね。
慢性的な貧乏状態の僕でしたが、次回仕送りまで2週間以上あるこの状況で財布の中身が800円、というのはさすがに初めて。
親に頼ることもしたくないし、クレジットカードもない。
かと言って人に借りるのもイヤだ。

昼下がりのパチ屋からの帰り道、とにかく考えまくりました。
どうすればいいんだと。
とりあえずコンビニで100円のシーチキンおにぎり買ってから考えまくりました。(これがこの日の初メシ)
残金800円でどうやって・・・・ いや、今100円使ったから正確には残り700円、これでどうやって暮らせば・・・・

が、とどのつまり答えはただ一つ。
「日払い、もしくはそれに準じたバイトで凌ぐ」、これっきゃないわけです。

しかし、僕には時間がありません。
何しろ残り700円なわけですから、この日中にはバイトを決め、翌日には勤務開始という状態にせねば。
しかも、そこそこ割がよく、食事付きで、すぐに給料を手渡してくれるところでなければ。

そんな都合の良いバイトがあるわけない・・・・・ と一瞬絶望するも、ふと以前に友人から聞いたバイトの話を思い出しました。

知っている人もいるかもしれませんが、、、、

そのバイトとは、「食品関連の、ある工場でのバイト」です。
この工場でのバイト、とにかくキツいで有名。
薄々、どこの工場のことを指しているのかお察しの方もいるのではないかと思われます。。

しかしこの時点では、この工場で働くことが、実際どのようにキツいかまでは知りませんでした。
「まあなんとかなるだろ」という軽いノリで、家に転がっていた履歴書を引っ張り出してきて速攻記入し、そそくさと電話。
すると、2時間後くらいに面接してくれるとのこと。
さすが。。 なんたるスピーディさ。。

面接後、当然即日採用となり、翌日から通わせてくれることになりました。
勤務時間は夜の10時〜朝の6時、契約期間は4日間。

はっきり覚えてませんが、確かちょうどキャンペーン期間かなんかで、4日間単位の枠がタイミングよく空いてたんですよね。
こんなヒキがあるんなら、是非コンテストの方で発揮していただきたかったです。



クランキー、労働す。

こうして始まった僕の工場バイト。
当日、空腹を抱えながら無料送迎バスに揺られ、夜10時頃に工場へイン。
例のシーチキン以来何も食べていないので、空腹具合もハンパじゃありません。

この時なら、「賞味期限」という定義を忘却することになんら抵抗はなかったでしょう。


工場へ着くと、まずは白衣に着替えます。
そして、各々の持ち場へ連れて行かれ、業務の説明が始まりました。

いろいろ言われましたが、要はベルトコンベアから流れてくる「おはぎ」を、4つ一組でパッケージしろ、的なことでした。
特に難しい作業でもないので、すぐに理解して各々持ち場につきます。

無事に仕事が始まり、流れてくるおはぎをサクサクとパッケージングすること30分。

・・・・・・・・・飽きました。
この時点で、恐ろしいくらいに飽きてしまいました。

もうね、ホント単純作業なんですよ。
ただベルトコンベアの横に立ち尽くし、ひたすら流れてくるおはぎをキャッチして所定の場所へ置く。
ひたすらこれだけ。
鬼のような単純作業。

時間が過ぎるのがこんなに長く感じたのは初めて。
とにかく、5分経つのが異常に遅い。。

会話もなく、聞こえてくるのはただただベルトコンベアの機械音。
そんな中、白衣にマスクをした人たちが黙々とおはぎをキャッチ。
そしてパッケージ。
これの繰り返し。

それでもなんとか耐えましたが、さらに1時間が過ぎる頃には完全に心が折れてました。。
これを朝の6時まで繰り返すのか、と・・・・・・・・
コンテストの野郎、と・・・・・・(逆恨み100%)

そして、極限まで追い込まれた僕は、自分の中で勝手にミニゲームを始めてました。
その名も、「しばらく時計を見ないで何分経過したか当てようぜゲーム」。

ご丁寧にも、目の前に大きめの時計が設置されていたのですが、それをあえて見ないようにして、しばらくしてから「さぁ何分経った!?」とか思いながら見るのです。
「俺の予想だと13分は経ったはず!」とか思いながら見るのです。

しかし、いざ見てみると無情にも6分くらいしか経っておらず、再び心をがっつり折られた形で作業を続けるハメに・・・
何度も書いている通り、空腹具合も尋常じゃないため、その辛さもひとしおでした。。



クランキー、食す。

そんな辛い時間を過ごすこと数時間。
不意にベルトコンベアが止まりました。

ん??とか思っていると、、、

「それでは食事休憩に入ります。 皆さん、食堂へ移動してください。」

キターーーーーーーーーーーーーーーっっっっ!!!!
待ってましたよ、この瞬間を!
これだけを心の支えにしてやってきたようなもんですよ!

僕の空腹レベルは既にマックス。
この時なら、ドッグフードすら軽く迷ってから食べるくらいの勢い。
「軽く迷う」ってのも、一応人として迷っておこうみたいな感じで、迷う前から食べることは確定してるんですけどね。



こうして迎えた待望のメシタイム。
皆、しずしずと食堂へ移動します。

食堂へ到着し、皆おぼんを持ってキッチンの前へと並びます。
どうやら給食形式の模様。
キッチン前までいき、それぞれごはんとおかずを受け取ってから、好きな席に座って食べる、という感じ。

ウキウキしながらご飯やおかずを受け取りに行くと、そこで出されたものは以下のような献立でした。

●得体の知れない緑色した草系の野菜
●得体の知れない豆類
●カッピカピのシャケの切り身
●パサパサ感の否めない白米
●具の探索に四苦八苦してしまうみそ汁

・・・・・・・・・懲役?

「一体どいつを戦力にして白米をかっこめばいいんだ・・・・?」と一瞬戸惑いましたが、そこはアホみたいな空腹を抱えている身。
この献立を前に、周りのみんなが一様に「マジか・・・・?」みたいな渋い表情でいる中、一人でやけに意気揚々とがっついてる僕がいました。

そりゃね、ハタチの若者が丸一日以上何も食べてないんですから、いくら上記のような献立だろうとご馳走ですって。
むしろ、「俺、幸せだなぁ♪」ぐらいな勢いでしたから。



その後、申し訳程度に設置された休憩所みたいなところへ移動させられ、皆自由にくつろぎます。
ゴロンと寝たり、たばこを吸ったり、備え付けの雑誌やマンガを読んだり。

僕も何か読もうと思い、マンガや雑誌が積まれているところへ行ってみるも、、、

まず目に付いたのが、3ヶ月くらい前のジャンプ。
うそーん・・・・・・・・
もう単行本化されてるシーンだし・・・・・・・・

しかし、皆おかまいなしで3ヶ月前のジャンプやらマガジンやらを手にとっていきます。

当然、スポーツ新聞や雑誌なども一様に古いもの。
数週間前のジャイアンツ戦についての記事とか読んで楽しいのか・・・・・?



クランキー、ルーチンす。

こうして、腹ごしらえを済ませた後に再びあの流れ作業に戻ります。
先ほど編み出した「しばらく時計を見ないで何分経過したか当てようぜゲーム」などを活用しつつ、なんとか仕事をこなしていく僕。
他の人たちは、どうやって時間を忘れようとしているのか非常に気になるところ。

そうこうするうちに、ようやく朝の6時を迎えて終業。
やっとシャバに出れる、みたいな解放感を得つつ、やっとこさ工場を後にしました。

この後の僕のスケジュールですが・・・・・・・

見たいですか?
はっきり言って泣きますよ?
青春を謳歌すべきハタチの若者の取るべき行動じゃないですよ?

まあ、サイト3周年記念ですし、ここはガツンと書いときますね。



●●●●●●●●●終業後のスケジュール●●●●●●●●●●●●●●●

6:00 : 終業

7:00 : 家に到着、ちょいと休息

7:30 : 唯一自宅にあるゲーム機「スーパーファミコン」にて、これまた唯一のソフトであるコーエーの『三国志2』を始める

12:00 : まだまだ三国志をプレイ。 お腹が減るので極力動かず、ひたすら三国志にて天下統一を目指す

14:00 : いい加減眠いので寝る。

21:00 : 起床。 仕事へ行く準備をする。

22:00 : 工場着。 もちろん、工場での食事以来何も食べていない。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●



以上!!!

駄目だ・・・・・・・
思い出すだけで涙が・・・・・・・・・・

飲料水は水道水、メシは工場での食事のみ、交通費も無料送迎バスのため一切かからずという、文字通り一円も使わない生活を送る僕。。
人間、数日くらいなら金を使わなくても生きていけるもんです。。



4日間契約のため、以上のような流れを計4セットこなしていくのでした。



クランキー、復活す。

こうして、なんとか無事に4日間のルーチンワークを終わらせ、ついに待望の給料を手にする日がきました!
4日間の労働後、すぐに手渡しで給料をもらえるのがこのバイトの素晴らしいところ。

苦労の末、ようやく手にした5万弱のお金。
うう・・・・・ コンテストの野郎が余計なオイタをしなければこんな苦労は・・・・・・・



何はともあれ、我が財布には約5万円のお金。
時間は朝6時。

妙な開放感を感じながら、まずは最寄の吉牛で軽く朝飯。
それから一服しながら、この4日間を振り返る。

そうこうしていると、気付けば8時。
しつこいようですが、我が財布には約5万円のお金。
自然と、「ある考え」が頭を駆け巡る。

 『今度こそ出るんじゃないか? いや、出なきゃおかしいだろ?』

最早、自らのノー反省っぷりに清々しさすら感じる。。



そして、お馬鹿は止まらない。
そのまま例のコンテスト設置店へ向かい、無意味に朝の8:30くらいから開店待ち。
イベントでもなんでもないので、当然並んでいるのは僕一人。
ロンリズムを独り占め。

今にして思うと、どうせならゲッターマウスとか狙っとくほうが無難なのに。。。



90分後、ようやく開店。
当然、コンテストへまっしぐらな僕。
先客なんぞいるはずもなく、台は選び放題。
早速前日にヘコんでいた台をチョイスして打ち始めます。(この店は典型的な上げ傾向)

すると、速攻でBIGを引いて判別のチャンス到来。
慎重に判別を行うと・・・・・・・・・
無事設定6が確定!

まあ、ここまではいつものこと。
問題はここから・・・・・・・

が、さすがにヒキの神様も、「工場送りはちょっとやりすぎたかな・・・・・? じゃあ、今回はなんとかしてやるか!」とでも思ってくれたのか、この日のコンテストは大爆発!
なんと、終日打ち切って4000枚オーバーの快勝!
コンテストで4000枚はかなりの偉業です。



こうして、無事復活を果たした僕。
ここからは無事ヒキも戻り、なんとか無難に夏休みを乗り切ることに成功しました。
やっぱりコンテストは最高!

ちなみに、韓国から帰ってきた彼女からのお土産は、「向こうで出会った素敵な男性たちとの思い出話」でした。
こいつは本当に彼女なのか、と再び悩むことしばし。
日本でせっせとおはぎ詰めてた僕の立場は・・・・・・・?



おまけ : クランキー、フォローす。

P.S

今回ネタにした「ある工場」についてですが、なにせ10年くらい前のことなので記憶が曖昧な部分もありますし、ややデフォルメしてる部分も多々ありますんで、「その工場はひどいところだ!」などとは思わないでください。。
衛生環境もしっかりしてるし、指導もちゃんとしてくれますし、給料もいいですし、短期集中的に稼ぐには絶好の場所です。

普通は、工場で働くとそこの製品を食べたくなくなると言いますが、ここの場合はそんなことないです。
僕は、今でもガンガンにこのメーカーの製品を買って食べてますんで!

以上、オトナクランキーからの一言でした。。。

それでは、また次回のコラムで!

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