読者ライター【ビタ】の記事６
私がネグラとしているのは某地方チェーン店 パチスロ６．６枚交換 皆様、毎度ありがとうございます、ビタでございます。 日本人は『漢字４文字』で読み方が『ひらがな８文字』が好きな傾向にあると、以前テレビで見た事があります。 その時紹介されていたのが、かの坂本竜馬が新政府の基本方針を、長崎から京都に向かう船中で書き記したとされる『船中八策（せんちゅうはっさく）』。 「なるほど、確かに…。」と思い、その時思い付いたのが『有言実行（ゆうげんじっこう）』。 日本人の奥ゆかしさを表現するのであれば、むしろ『不言実行（ふげんじっこう）』だと思うのですが、ナゼか前者の方がメジャーなイメージがあるのは私だけでしょうか？ で、さらに思い付いたのが、私がこれまで書いてきた『出禁物語（できんものがたり）』。 偶然にも『漢字４文字』、『ひらがな８文字』ではありませんか！！ そこで、今回お送りする『攻略法体験記』。 私が実際に使用した攻略法を紹介する訳ですが、その際タイトルを『漢字４文字』、『ひらがな８文字』で考えましたが、良いタイトルが全く思いつきませんでした。 ・・・ということで、ここは素直に諦め、シンプルに「パチンコ攻略法体験記」でやらせてもらおうと思います（笑） 当時は（今もそうですが）、パチスロよりもパチンコの設置台数の方がかなり多く、必然的にパチンコの攻略ネタが多くなり（もちろんパチスロもあります）、なにぶん古い記憶ですので、若干手順等の違いもあるかと思いますが御了承下さいませ。 ■ 権利物『アメリカンドリーム』（１回権利） ■ １回の大当たりで約４０００個の出玉が得られる権利物。 機種の特性を利用してダブルが狙えました。 【手順】 １．普通に大当たりさせる。 ２．右打ち ３．音楽が変われば通常の打ち方に戻す。 大当たり後右打ちで出玉を増やすのですが、若干出玉が削られるものの、通常の打ち方でも出玉を増やす事が出来ました。 大当たり確率がUPするというより、消化中も大当たりが狙えると言う攻略法です。 店によって、認めている店とそうでない店がありました。 当時、私の自宅近辺にあった設置店はダブルを認めていたのですが、公認の店はやはり釘が渋く、かなり負けた記憶があります。 それでも、そのシンプルなゲーム性が大好きで、かなり打ち込みました。 あくまで私の中での事ですが、後にも先にも『アメリカンドリーム』を超える台には出会っていません。 ■ 権利物『タイムショック』（２回権利） ■ 新要件初期の２回権利物。 新要件により１回の大当たりでの出玉が制限された代わりに、確率変動（以後確変）が認められました。 権利を２回に分ける事で約４０００個の出玉を可能にした台です。 確変を利用したダブルが狙えました。 【手順】 １．普通に大当たりさせる。 ２．１回目の権利は普通に右打ちで消化（１６Ｒ）。 ３．２回目の権利は１５Ｒまで消化し、通常の打ち方に戻す。 ４．デジタルでリーチが掛れば右打ち。 ５．デジタルが揃う前に１６Ｒ目をスタートさせる。 この攻略法の『キモ』となるのが、５の項目。 この台の確変の突入契機は大当たり直後。 確変終了契機が２回目の権利中の最終１６Ｒ発動時（←チャッカー入賞時）。 分かりにくいと思いますので、一連の流れを下記に書いてみます。 『デジタルが揃う ⇒ １回目の権利（右打ち） ⇒ １６Ｒ消化 ⇒ 通常打ち ⇒ デジタルが揃う ⇒ ２回目の権利（右打ち） ⇒ １５Ｒ消化 ⇒ １６Ｒ目を消化』 黒字が通常状態、赤字が確変状態です。 この機種の特徴としまして、デジタルが揃えば直ぐ権利発生では無く、玉が大当たり穴に入って初めて権利発生となります。 このタイムラグを利用したものです。 ２回目の権利の１５Ｒ目までは確変状態で、高確率で抽選を行っている為、リーチが掛ればほぼデジタルが揃います（稀に外れる事もアリ）。 リーチから大当たり穴に玉が入るまでの間に１６Ｒ目を消化させ通常状態へ⇒玉が大当たり穴に入り権利発生（再度確変突入）となる訳です。 成功する限り延々と続くのですが、失敗する事も多々あります。 失敗例としましては、確変中のリーチが外れるか、通常打ち時にチャッカーに入賞してしまう（１６Ｒ目スタート）場合が大半でした。 私は単発打ちで対応していましたが、それでも失敗する事がありました。（笑） こちらの攻略法も、公認の店と、そうで無い店があり、公認の店ではやはり釘が渋いのですが、意外と勝たせてもらいました。 元々が甘い台だったのだと思います。（笑） ■ セブン機『ドンスペシャルB』 ■ 言わずと知れた元祖保留玉連チャン機。 「アタッカー」で出玉を増やすのでは無く、「オマケチャッカー」メインで出玉を増やす旧要件機。 １回の大当たりで約３０００個の出玉が得られました。 【手順】 １．保留玉ランプが点灯しない様回す。 ２．大当たりさせる。 攻略誌では『単発回し』と紹介されていました。 保留玉ランプが無点灯で大当たりする事により、保留玉連チャンが発生します。 もちろん私も『単発回し』で攻略していたのですが、私はあまり気の長い方ではありません（ちょ〜面倒くさがり）ので『単発回し』は性に合わず、一度確認（成功）すれば満足でしたので、あまり打ちませんでした。 ■ セブン機『ロータリーセブン』 ■ こちらも１回の大当たりで約３０００個もの出玉が得られる旧要件機。 後で知ったのですが、関西地方のみに爆発的な広がりを見せたものの、全国的にはマイナー機に属する様でした。 最初の内はノーマル機（意図的な連チャンは無し）と思っていたのですが、ごくごく稀に連チャンする事があり、５〜１０連チャンは朝メシ前。 ２０連チャン以上も当たり前（全て保留玉連チャン）でした。 私が通っていた店の記録は７２連チャンとの事でしたので、その爆発力は凄まじい物でした。 【手順】 １．普通に打ち保留玉ランプフル点灯。 ２．打つのを止める。 ３．最後の保留玉で当たれば成功（保留玉ランプ無点灯）。 私達の間では『５個回し』と呼んでいました。 お分りだとは思いますが、攻略法を「知らない」と連チャンさせる条件を満たす事は非常に稀で、「知っている」とでは雲泥の差があります。 今回は『５個回し』使用時のお話をさせて頂きます。 当時、私はその爆発力に魅せられ『ロータリーセブン』が５０台以上設置してある店に良く通っていました。 しかし、運の要素がかなり強い為、なかなかその恩恵に恵まれる事はありませんでした。 そこで、「一人より二人。二人より三人の方が、効率が良いのではないか？」と考え、友人二人に声をかけました。（以後、ＴとＳとします） 『５個回し』の手順を教え、勝ち金を平等に分ける作戦に出る為です。 今で言う所のノリ打ちですね。 その日は運よく私が成功し、保留玉７連チャンを達成。（←これ、激ショボなんです） 私以外は誰も連チャンしていませんでした。 それから数日経ったある日、今度はＴが１８連チャンを達成。 ５０台以上がほぼフル稼働にもかかわらず、連チャンしたのはこの日もＴだけ。 それもそのはず、私達以外は連チャンさせる条件を知らず、止め打ちすら行っている方は居なかったのです。 さらに数日後、またＴが１６連チャンを達成。 私は羽根モノに移動し、Ｓは釘が良さげでしたのでそのまま続行。 暫らくしてＳの様子を見に行くと、なにやら隣のご婦人と親しそうに話しています。 すると、私がきてすぐにご婦人の台が大当たりし、Ｓと一緒に大声ではしゃいでいます。 その時私は「あぁ、知り合いなんや。」と思い暫らく様子を見ていると、なんとそのご婦人の台が３１連チャンを達成！！ 出玉を交換する際、Ｓに向かって「に〜ちゃんのおかげや！ありがとう！！」と話かけていましたので、すかさず私はＳに問いかけます。 私 「ありがとうって、なんかしたん？」 Ｓ 「いや、『５個回し』教えたったら爆発したからちゃう？」 私 「えっ！ 教えた？ なんで？？ 知り合いなん？？？」 Ｓ 「知り合いじゃ無いけど、教えたらアカンかった？」 私 「広まったら『５個回し』禁止になるかも分からんやろ？」 Ｓ 「あっ！ そうやな！！ ゴメン。」 私 「まぁ教えてしまったモンはしょうがないな、今日は帰ろうか。」 と会話をし、店を出ようとした時、先程のご婦人がやってきて。 ご婦人 「に〜ちゃんさっきはホンマにありがとうなぁ。 飴ちゃん（注）食べる？」 ※※※※※※※※※※※※ （注）飴ちゃん＝飴玉の事。 主に関西地方で、ある一定の年齢に達したご婦人がナゼか飴に「ちゃん」付けをする。 コミュニケーションを取りやすくする為のアイテムだと思われる。 同じく関西地方では、現代において、携帯電話を持ち歩いて無いご婦人は居ても、飴ちゃんを持ち歩いて無いご婦人は居ないとされている。 〜Vitapediaより抜粋〜 ※※※※※※※※※※※※ と勧めてきたので、「ありがとうございます。」とありがたく頂き帰宅しました。 それからさらに数日後の事です。 『ロータリーセブン』のシマに行くと、これまでとは圧倒的に違う出玉感。 以前は連チャンしている台は１〜２台でしたが、大幅に増えています。 よく見ると『５個回し』をしている方がほとんど。 間違いなく攻略法が広まっていたのです。 この時はすでに攻略誌で紹介されていた為、広がるのは時間の問題だと思っていたのですが、まさかこんなに早く広まるとは思ってもいませんでした。 それから数日間は店側も何の対応もしていなかった為、堂々とハンドルから手を離し、攻略法を使用できました。 しかし、ある日を境に手を離していたり、ストップボタンを押していると、店員が軽く肩を叩き両手をクロスさせ、「ダメ」とゼスチャーしてきます。 その時私は「あぁ〜この攻略法も終わったな。」と思い普通に打っていると、先日のご婦人が私の隣に着席しました。 私が軽く挨拶するとそのご婦人、私が普通に打っている事に気付き、 ご婦人 「に〜ちゃん、何やってんの！？ 打ったらアカンやん！！」 私 「いや、さっき店員に止められてん。」 ご婦人 「そんなんほっといたらえ〜ねん（笑）」 私 「えぇ〜、それはちょっと……。」 ご婦人 「よっしゃ！ 今度店員がきたら、おばちゃんが言ったる！！ だからちゃんと（『５個回し』で）打ちや！！！」 攻略法の打ち方を「ちゃんと打つ」のはなんだかおかしな話ですが、こうなったらもう怖い物はありません。 手を離すのも、ストップボタンを押すのもやり放題です。 なぜなら、私が考えられる中で、２足歩行における最強生物『大阪のおばさま』を味方に付けたからです。 すると私を注意しに来た店員に、本当に何やら話しかけています。 店員は困った顔をしていましたが、なにも言わず去って行き、私はそのまま攻略法を使用する事が出来ました。 それ以降『５個回し』は黙認となり、『ロータリーセブン』のシマはドル箱の山が出来上がる日が多くなりました。 そうなると店側の対策は、釘を締める事となり、客足が遠のき減台。 最終的には撤去と言う形で、この攻略法は終わりを迎える事となりました。 あれから２０年以上経った現在では、パチンコ＆パチスロはハイテク化が進み、セキュリティーも万全。 今回紹介した様な機種の特徴のスキをついた攻略や、解析による攻略なんてまず不可能だと思います。 大量の出玉では無く、ちょっとした工夫がちょっとした出玉につながり、ゲームの様に技術を駆使すれば、より長く遊べる（←「勝てる」では無く、あくまで「遊べる」）機種って、現在の規定では難しいのでしょうか？ 長く遊べる事によって、業界の遊技人口減少に歯止めが掛ると思うのですが…。 いかがですかねぇ？ 花火氏（笑）。 私が実際に使った攻略法はまだありますが、長くなりましたので今回は以上とさせて頂きます。 【次回予告】 次回はリクエストランキング１位に輝いたお話をお送りする予定です。 諸事情により掲載出来なくなっていましたが、少し修正した所、なんだかいけそうな感じになってきましたので。 次回、『出禁物語外伝（改）〜攻略軍団現る〜』 どうぞお楽しみに。 って、またまたパチスロの話題が全くありませんね（汗）。 〜其の弐〜以降でパチスロ攻略のお話をしますので、今回はご勘弁下さいm(__)m ビタの記事一覧へ 読者ライターの最新更新一覧へ
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